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『ディアボロ』 【真昼】C-2 地下道 日に四回行われる、参加者らにとって強力な方針材料と成り得る『放送』は、言うまでもなく重大な情報ソースだ。 全90人──現時点では実に50余りの人数だが、各々の放送によるリアクションなど百人百様、千差万別である。 人間──それは『波紋戦士』であったり、『巫女』であったり、『学生』であったり、『ギャング』であったり、『殺人鬼』であったり。 人外──それは『吸血鬼』であったり、『天狗』であったり、『魔女』であったり、『蓬莱人』であったり、『仙人』であったり。 また或いは『神』であったり、『闇の一族』であったりと、人妖入り乱れる異種格闘技会場にて様々な参加者が各々の反応を示す。 家族を喪い、『悲哀』に暮れる者。 因縁の存命を、『忌わしげ』に思う者。 仲間と支え合い、新たに『志』を立てる者。 中には放送どころではない渦中に溺れる者もいるだろうが、藁をも掴む気持ちで有利に立とうとする精神が無ければ溺没するのが常だ。 『絶望』か『希望』──恐らく多くの参加者にとっては絶望に類する情報が多数を占める放送だが。 しかし、全参加者の中でも断トツ、特一等級の『困惑』をもたらされた者は……この男だろうか。 「………………どういう、意味だ?」 大ギャング組織『パッショーネ』トップに君臨する人間『ディアボロ』。 彼は──その容姿から『彼』と称するべきかは曖昧な線だが──大きく困惑していた。 地獄の拷問部屋で鞭打たれる痛覚に耐えること数時間。ようやく振りに解放され、この世で唯一の『肉親』を殺し、その器を乗っ取った。 信頼を置いていた『繋がり』を一旦は切り離し、地下に潜り休息場を探し続け、たかが数分が経った頃だった。 ───『やあ、久し振りだね……参加者の諸君。第一回目の放送時と変わらず、荒木飛呂彦だ』 定時放送の襲来。頭痛に苛まれていてウッカリしていたが、そういえば私は第一回放送の内容すらも知らなかった。 薄暗いトンネルの壁に寄り添い、すかさず荷を物色。これはトリッシュのデイパックであるが、どうやら参加者名簿含む基本的な支給品は一通り揃っているようだ。 一度目の放送時に死んだ者、禁止エリア、全てが見落とし無くメモされている。ブチャラティチームの下っ端のカス、満月下の日本屋敷で殺してやった金髪の小娘も落ちている。 まずまずの中途結果に満足する間もなく、第二回放送で死んだ参加者の名前が読み上げられてきた。 『ブローノ・ブチャラティ』 これは朗報だ。この先、確実に我が障害となるだろう男の死。思わず握り拳を作ったほどだ。 『トリッシュ・ウナ』 呼ばれて当然。自ら殺した女であり、その肉体は今、我が器となって歩き回っているのだから。 『ディアボロ』 そう。そして最後に私の名前が呼ばれ、この悪趣味な点鬼簿はピリオドを………………………… 「……………………ディア、ぼろ?」 つい流れで、自分の名の横に『×』の印を付けかけ……半端な形で押し留めた。 死者の読み上げはそこでひとまず終えられ、荒木の放送は禁止エリアの発表に差し掛かる。 そんなことは今の私の頭に入ってこない。一つだけ、明らかに意味不明な情報が特大の爆弾を引っ提げて投下されたのだから。 聞き間違いだと思いたい。その男が放送で名を呼ばれるなど、本来は“あってはならない”ことだ。 「お、おい荒木とやら!! 今……いま、誰の名を言ったんだッ!? ディアボロだとッ!」 ジメジメした湿気臭い地下トンネルに、変声期も経てない年頃の少女の猛る大声が張り叫ばれた。 本来は音楽のようにすべすべした調子の綺麗な声も、その凄みでは台無しだ。もっとも、“本当の本来”であった筈のディアボロの圧の掛かった声も、その甲高い声帯では更に台無しであった。 自らの喉奥から発せられる、自らでない声帯の差異に違和感を抱いている場合ではない。 彼はいつもの調子も忘れ、届くわけのない叫びを何処に居るやも分からぬ主催向かって高らかに叫んだ。 この瞬間ばかりは、どの参加者よりも困惑をもたらされた彼からすれば仕方のない事態であったと言える。 当たり前だ。たった今呼ばれた『死者』の名、ディアボロとは他ならぬ彼自身だ。 「このオレをおちょくっているのか……? しかし、そうでないとすれば…………」 考えられる可能性に及ばないわけではない。 自身の名が呼ばれるという、普通ではありえない現象。その原因たる出来事に半ば“心当たり”が無いでもなかった。 ワケのわからない冷や汗は無視し、落としていた腰をゆっくりと浮かせ、華奢となってしまった『己』の身体をもう一度、眺める。 間違いなく我が娘だ。『乗っ取り』は滞りなく、完全に成功している。 立ち上がってみれば、いつもの己の肉体と比べて随分目線が下にあると実感できる。身長差を考えれば当然だが、まだ慣れない。 女の身体を扱うことに未だ不便を感じるが、身体能力の男女差についてはじき慣れるだろう。スタンドがその溝を埋めてくれる筈だ。 さて視線を下に下げると、否応に視界へと侵入してくるは、まずは張りがある双つの……年齢にしては豊満と言って差し支えない丘陵だ。 自然に手がその双丘に誘われ、少し上品なスプーン菓子……例えばパンナコッタのような手触りの良さを指先で感じ掬う。 といっても別段やましい気持ちゆえの行為ではなく──誓って、反射現象だ。性などが反転すれば、男女関係なくこのような行動に出ることと思う。ましてや正真正銘の娘なのだ。 はて、誰に言い訳しているのか。どこか慌てながら私は、グレープフルーツのような大きさと形を模した二つの果実から手を離す。 間違っても我が子の成長結果を評価しているワケではないと前置きするが、プロポーションに申し分ある所はない。不満があるなら、この寄せて上げるタイプの下着──つまりブラジャーだが、これが結構カユイ。 無論、邪魔だからといって取り外すなどということは御法度だろう。あまり考えたくはないが、これから一生を女の身体で生きるのだ。 これも今の内に精々慣れておく必要がある。……自分で言っててなんとも言えない気持ちになるが。 次に手を見る。綺麗なものだった。爪はよく磨かれ手入れされているし、何処のメーカーかは知らんがマニキュアも塗られているようだ。 この殺し合いによる激しい戦闘での“爪”痕か。荒々しく剥げかけてはいるも、赤くマニキュアされた爪先はこの暗がりの地下でも仄かに艶を放って見える。 誰か気になる男がいてもおかしくない年頃だ…………と、『普通』の父親なら娘に対し、そんな感情も持つかもしれない。 生憎と、私はトリッシュに対し、一片もそんな人間的な感情など浮き出てこない。 娘ではある、が……こんな小娘、私にとっては本当に邪魔でしかなかった。愛する肉親だなどと思えた試しもないし、そもそもトリッシュの存在を知ったのはつい最近だ。 そこに愛情なんか、存在しない。 「…………確かに。何度見回しても、どれだけ睨みつけても、オレの肉体は今───トリッシュだ」 改めて観察を終えた所で、ディアボロは己が置かれた状況を噛み締める。 ───放送で『ディアボロ』の名が呼ばれたという事実を、果たしてどう受け取るべきか? 『ディアボロ』は、生きている。死したトリッシュの器の内奥に潜む我が精神こそが『ディアボロ』であり、生の証明など今更必要ではない。 しかし……この肉体はあくまで『トリッシュ』であり、『ディアボロ』の肉体自体は『ドッピオ』へと変換され、地上に置いて来た。 肉体的には確かに『死亡』した……と言い換えられるかもしれない。タイミングを考えれば、放送で呼ばれた理由はそれしか在り得ない。 「じゃあ奴らは……オレのことを今現在、死んでいるものだと考えているのか?」 だとすれば随分とお粗末な監視体制だと言わざるを得ない。一体何をもって参加者全員の生死を判断しているのかは定かではないが、大方頭の中の爆弾とやらに秘密があるのだろう。 「…………いや、待て!? まて、待てよ……? 爆弾…………爆弾だと!」 唐突に、荷物の中を再び物色し始める。確か、参加時点で基本的なルールメモのような用紙が配られていた筈だが…… 「………………あった。これだ……!」 『・脳の爆発以外の要因で死亡した場合、以降爆発することはない。誘爆もなし』 とっくに忘れかけていた事項だ。この項目の意味するところはつまり、どういうことか。 「主催共の放送が嘘のない『真実』としたなら……オレは今、奴らからは『死んでいる』と思われている、筈だ」 実際ディアボロ本人がこうして生きて狼狽している以上、あの放送は真実ではないと言える。 だがこの場でそのような揚げ足取りはどうでもよい。その『真実』を知る者は本人と、トリッシュ殺害の現場に居合わせたあのカス共だけだ。 主催は今、ディアボロが生き延びている事を『知らない』。たかが12時間ぽっちも生きられなかった雑魚だと思い込んでいる。 そしてメモがぬかすこの項目を信じるのなら。 「───オレの頭にあるとかいう『爆弾』は……今、どうなっているのだ……?」 死者の爆弾は以降、爆発することはない。 以降 爆発することはない。 ばくはつ することはない。 ───爆弾解除、成功─── 「──────ッ!! ば、バカな…………ッ!!」 思わず壁まで後ずさり、後頭部を打ち付ける。 脳裏を過ぎった、あまりにも不確かで、馬鹿げた最終判決。 こんなフザけた事態、信じる方がどうかしている。主催におちょくられていると考える方が断然に現実味がある。 トリッシュの肉体に潜り込んだ行為は謂わば仕方無しに、やむを得ない結果として行ったギャンブルであり。 そしてたまたま成功した、というだけの、完全に『運が良かった』としか言えないような大博打に勝った話である。 ウサギ女の攻撃が強烈過ぎました。 仕方ないのでイチかバチか、娘を殺して精神だけ憑依しました。 大成功のうえ、何故か爆弾解除のオマケまで付いてきました 、と。 なんだ、この茶番は。 「待て……! 落ち着くのだ、ディアボロよ……っ これは全く何の確証もない、ただの都合の良い妄想に過ぎん……!」 あまりに突飛過ぎた発想に、心まで浮き足立っている。これではマトモな思考も出来やしない。 確かに……そう、確かにトリッシュの肉体は死亡した。己自身の凶手が貫いたのだから確実だ。 もし参加者に付随しているとかいう爆弾(スタンド能力かそれ以外の術によるものかは知らない)が、物理的なイメージで脳に取り付いているとしたら。 私の肉体から精神だけを飛ばして憑依した『今』の肉体に、爆弾は一緒に付いてきているわけではない、と考えられる。 無論、このトリッシュの肉体にもそれとは別の爆弾が備え付けられているだろうから、それでは解除できたことにはならない。 しかし、このメモによると─── 『脳の爆発以外の要因で死亡した場合、以降爆発することはない』 このトリッシュの肉体はとうに死亡しており、それを私の支配が上塗り・操作しているに過ぎない。 しかし、もしこのトリッシュの爆弾が、メモの内容そのままに、一旦は解除されている、のだとすると。 「…………もう、このまま二度と爆発することがない、のではないのか?」 やめろ。妄想だ。 そんなことは全て憶測。素人の拙い推理だ。 『もしも』? 『だったら』? 『かもしれない』? 何ひとつとして、そんな根拠はないッ! 放送内容に嘘や勘違いが混ざっていないと、どうして言い切れるのだ!? このメモの全てが真実を綴ったものだと、それを証明できる裏付けは!? 仮に爆弾が解除されていたとしても、どうやってその事実を立証する!? 禁止エリアに入り込んで待ってろとでも!? 失敗したら……それこそ確実に死ぬのだッ! 「──────禁止、エリア?」 我ながら迂闊だった。その禁止エリアの発表も同時に告知されていることに意識が傾かなかったのだから。 自身の名が呼ばれるなどというアクシデントのおかげで、その後の放送内容は大して頭に入り込んでこなかったが…… 「…………確か、次の禁止エリアは」 『次の追加禁止エリアは“C-2”だ。そこにいる奴らは10分以内に他のエリアに移動しないと……もう言わなくてもいいか』 ……『C-2』! 記憶の隅から隅を舐るようにして掻き集めれば、確かに次なる禁止エリアの場所はこのC-2だっ………… ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨… 「──────“このC-2”だとォーーーッ!!?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨… 主催の用意したこの『地下道』とは。 所々に枝分かれするルートが混ざってはいるが、基本的には一本道の薄暗いトンネルである。 対向自動車二台がギリギリすれ違える幅であろうか。天井まではやや高めだが、あまり広い空間とはいえない。 そしてどこまで行っても変わり映えなく、無機質的なコンクリート壁が地平の彼方まで続いているような長ったらしい密閉施設である。 天井の両隅数メートル置きに申し訳程度の蛍光灯が設置されているので、薄暗くはあるが暗黒の世界というほどでもない。 しかしこの息苦しい地下フィールド、困ったことに目印らしい目印は皆無だ。 地図にも記載されていないゆえ、つまり自分が今どの場所に居るか。その把握が非常に困難となる欠陥住宅なのであった。 だがあの主催者も意外といえば意外で、そこの気遣いは予め念頭にあったらしく。 ウッカリ足を踏み入れたこの場所が禁止エリアの区切りでした、などという『馬鹿らしい事故』は極力起こらないように配備があったらしい。 エリアの区切り区切りに、表示がキチンと備えられているのだ、この地下施設には。 来る者達の興味から隠れるように、区切りの始終点となる壁面にコッソリとだが『C-2』と、実に質素簡素な存在感で貼られている。 そして確かに、ついさっきディアボロが通過してきたエリアの区切りには、件の表示が貼られているのをしっかりとその目で見た。 C-2、と。 「し、しまった……! もう随分このエリア内を歩いてきてしまったが……間に合うか!?」 1エリアの四方は1km×1kmと、地図には記載がある。 最悪、この場所がエリアの中心近くだとして、エリア外へ抜け出るには500メートル。 迷いなく脱出すれば10分は掛からない。たった今まで、爆弾のことについて悩みに悩んでいた時間の浪費を考慮してもだ。 すぐさま荷を持ち、今まで歩いてきた道を全速力で引き返す。 ピタリ、と。 帝王の足が止まった。 「………………これは、偶然か。それとも…………」 ───運命なのか。 殻を脱ぎ捨て、新たな己として新生の進軍を開始したつもりであった。 その直後、忌わしき放送で『ディアボロ』の死を聴かされ。 爆弾の解除の『可能性』に気付き。 そして今居るこの場所が、偶然にも禁止エリアに指定された。 偶然、だというのか。 馬鹿らしい、と一言に一蹴し。 ディアボロは女の身体で駆ける。迷っている時間など、あるわけがない。 ズキリ、ズキリ、 脳髄と、腹部の両方が痛覚を訴えてくる。 この腹の傷は、今でこそ癒えている様に見えるが……自らトリッシュの肉体に与えた傷だ。 ジョルノ・ジョバァーナが癒してくれる筈だと、そんな賭けを行って、勝利した証の傷だ。 本来はこのトリッシュの肉体に潜り込むこと自体、相当不安の大きい賭けでもあったのだ。 賭け。賭け。賭け。 賭けて、駆けて、欠けた我が半身も、心に懸けるは我が幸福。 半身であるドッピオが居なければ、今の私はない。 私を上に押し上げてくれたのは、敵であるジョルノとトリッシュ。 そして何よりも、我が繋がりであったドッピオなのだ。 以前の私であれば考えられない、ギャンブルの連続。 この勇気は、ドッピオより受け継いだ勇気。 その身、独つで殺し合いを勝ち抜いてきたであろう、ヴィネガー・ドッピオより渡されたバトン。 奴は私に無いモノを持っていた。 心のどこかで、それを羨ましいと考えていた。 奴も私の、そんな嫉妬のような弱心に気付いていたに違いない。 私と奴は、表裏一体の心なのだから。 だから、なのか? だからドッピオは、臆病であった“かつての”私へ、勇気を……? 私がわざわざ奴と離れた理由とは。 奴を置き、こうして独りで闘うことを決意した理由とは。 脳へのダメージもあるが……本当のところは、 「───『繋がり』を自ら捨てる…………勇気」 それを───ドッピオに魅せ付ける為。 「では、今こうして……ブザマに禁止エリアから脱しようとする私の姿を…………」 ───誰に魅せ付ける? ───ドッピオが、こんな私を認められるか? 「──────『エピタフ(墓碑銘)』は…………置いて来た」 数秒先の『未来』を視る能力、エピタフ。 我がキング・クリムゾンの真髄……その『半身』とも言える、帝王の能力。 その究極の力は…………今の私の内には───無い。 未来が視えるからこそ、人は『覚悟』を完了できる。 しかし私のキング・クリムゾンは、不都合な未来は全て『消す』ことが可能だ。 危うい未来は消し飛ばし、常に人生の落とし穴を飛び越えて絶頂でいられた。 『キング・クリムゾン』と『エピタフ』は、帝王の『矛』と『盾』だ。 この二つが揃っているからこそ、帝王という椅子に永遠と座していられる。 しかし、いつまでも私の網膜に焼き込まれ、消えない『体験』があった。 ───『すぐにそこを移動しろ!! 画面を見ておきながら“ドッピオ”!! なぜすぐに移動しないッ!』 故郷サルディニアの海岸にて戦った暗殺チームリーダー“リゾット・ネエロ”。 奴は強力なスタンド使いだった。磁力を操り、鉄分を固めて攻撃してくる恐ろしきスタンド使い。 足を奪われ体力を奪われ、絶体絶命の崖際に追い込まれた私たちは、果たして奴相手に“どう勝利した”? ───『しかしボス…お言葉ですが… だから動かない方がいいんですよ…………体力を消耗している………… だから動かない方がわかりやすい! ヤツの能力は!!』 愛しき半身ドッピオの『勇気』が! 未知なる敵の攻撃に臆した私の命令に反してでも、奴は! ───『そこだリゾットオオオオオオオオオオオ』 立ち向かったッ! それを『勇気』と言わずして、なんと称する!? 「正直に言うと私は“その時” …………自分が情けなく思った」 隠れて、逃げて、何処とも分からぬ高みから指令を下す組織の王。 不都合な未来を全て消し、あたかも独裁者であるかのように振る舞う。 それは思えば、組織崩壊の序曲。いつかは崩れて当然の楼閣、なのではなかっただろうか。 事実、多くの裏切り者を生んでしまった。 ブチャラティ。ジョルノ。リゾット。もっと目を光らせれば、膿など幾らでも出てくるだろう。 私とドッピオは、表裏一体だ。 私が『陰』ならば、ドッピオは『光』。 過去に思いを馳せれば、いつだってドッピオは、大事な所では私の命にすら背き、立ち向かって行った。 陰からそれを眺めながら私は───彼を眩しく、思っていたのだと。 表裏一体。 ディアボロとドッピオは、一枚のコインの裏と表のようなもの。 表の人格も、裏の人格も、それら両面合わせてコインは回る。 スタンドは一人につき一能力、という大原則がある。 キング・クリムゾンもエピタフも、元々はまったく別の能力。 ディアボロの〝キング・クリムゾン〟 ドッピオの〝エピタフ〟 時を消し飛ばすという無類の時空間能力。ディアボロの人格はいつしかそれを体現させた。 未来を視通すという特異な未来予知能力。ドッピオの人格は未来(ひかり)を向いてきた。 いつからだったろう。 それら二つの異能力を、我が物顔で振り散らす暴君が生まれたのは。 いつからだったろう。 『光』を押し込め、時空間の理に未来視の能力を組み込ませたのは。 いつからだったろう。 回るコインの『裏』に隠れ、勇気を忘却の彼方へ消し飛ばしたのは。 コインの『表』と『裏』を決めるのは、誰だ? 誰がそのコインを回す? 私は今更になって、気付いた。 私たちのコインに、表も裏もない。 回して現れた面が、表という結果を得るだけ。 表から隠れた面が、裏という結果を得るだけ。 そこに基準……境界線などは、端から存在しなかったのだ。 次にコインを回す時は、逆転するかもしれない。 だがこの先、コインが回ることは───もうないだろう。 私は既に、自らの意志でドッピオを断ち切ったのだ。 裏が無ければ表も無い。コインは、コインでなくなってしまった。 そして“本来は”ドッピオが持ち主であっただろう『エピタフ』も、返還してきた。 あの能力は未来を見据えて立ち向かえる彼奴にこそ、真に相応しい物だと私は考える。 このことで、戦力は半減したと言ってもいいかもしれない。 未来を視るあの能力が無ければ私は、コインの出す表裏すら分からないのだ。 禁止エリア内から一刻も早く脱するべき状況で私は、すっかり足を止めて物思いに耽る。 偶然か、運命か。それすら今の私には分からない。 だがこれを運命として捉えるのなら、いま私はまたしても分岐点に立っている。 「…………時刻は『12時9分』か」 怖いくらいに頭の中は冴えていた。しかし実のところ私は今、確かに恐怖している。 そっと時計を取り出し、長針の動きを目視する。一秒一秒がやたら永く感じてしまう。 禁止エリア進入から『10分』で頭部は爆破されるという。ならば運命の刻はあと幾許もない。 カチッ カチッ カチッ カチッ ───。 エピタフは無い。未来は視えない。 数十秒後の私が果たしてどうなっているのか。 私の予想が外れていれば、死ぬのだ。恐怖しないわけがない。 カチッ カチッ カチッ カチッ ───。 これも以前の私なら考えつかない行動だ。 慎重に慎重をきたし、万が一の破滅をも拒み続けてきた。 そんな私がこうして足を止め、根拠のないギャンブルに身を投じている。 カチッ カチッ カチッ カチッ ───。 それは『勇気』か? はたまた『無謀』か? だがここでもまた臆するようなことがあれば……ドッピオから渡されたこの勇気を懐に仕舞い込み、 一体どのツラ下げて、再び奴と再会できる? カチッ カチッ カチッ カチッ ───。 トクン トクン トクン トクン ───。 心臓と時計の音が重なる。 死なら見てきた。何度でも。何度でも、何度でもだ。 悪夢の無限回廊に閉じ込められたおかげで、生物が本来持つ『死』への拒絶本能というヤツが、私には多少欠けているのかもしれない。 だからこそ、こんな賭けに出れたのだとも言える。 ジョルノ・ジョバァーナともし次会うことがあれば、礼の一つもせねばなるまい。 ギャングなりの、『礼』をな………… カチッ カチッ カチッ カチッ ───。 トクン トクン トクン トクン ───。 カチッ カチッ カチッ カチッ ───。 トクン トクン トクン トクン ───。 結局の所、物事はコインの表か裏かでしかない。 この世は選択の連続だ。表が出るか、裏が出るか。右か左かの二択しかないのだ。 私は既に選択を終えている。結果がどう出るかは、未来の視えない今の私には知り得ない。 『表』か。 『裏』か。 ───時計の長針が、 ……一周する。 1 0 分 が 経 過 す 『PiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPi――――……』 脳髄に直接響く、警告音。 「今、オレの頭に雑音が過ぎったとしたら、それは」 「勇気を僻み、光に隠れる、過去のオレ自身が発した歪みの幻聴」 「未来を覗く必要はない。己の臨界を飛び越える『今』こそが、我がキング・クリムゾンの真骨頂なり」 泥濘に渦巻く恐怖など──────失せろ。 カチッ カチッ カチッ カチッ ───。 トクン トクン トクン トクン ───。 針は、時間は、変わらずその足音を刻んでいた。 生命の鼓動音も、何ら変わることなく正常に機能を保っている。 いつの間にか、ディアボロは冷たいコンクリの地に座していた。 瞳を閉じ、呼吸を整え、両の脚を左右対称に深く折り曲げ。 それは彼にとっては馴染みのない、座禅と呼ばれる精神統一の姿勢。 意識して組んだ体勢ではなく、自然と身体が瞑想の型に落とし込まれていた。 自我を極力排除し、最後に吹聴された負の歪み“ひずみ”も乗り越えた。 年若い少女の発する雰囲気とは思えない、熟練の使い手であるかのような。 外見だけを見れば、ある種異様な空気を纏い、帝王は孤坐の域にてゆっくりと目を開けた。 悪魔が囁く幻聴を吹き飛ばし、本当の悪魔が目醒める。 彼を縛る鎖はこの瞬間、真の意味で解き放たれた。 ゲーム開始から12時間 こうしてディアボロは全参加者の誰よりも ブッチギリの到達速度で己の『縛り』を消し去った。 「──────く」 「く、はは、ハハハ……ッ」 「ハ……ハァーーーハッハッハッハッハ!!」 『籠の外』で悪魔が、常闇に咲く虹のように…………薄気味悪く嘲笑った。 「ハァーーーー…………!」 その狂気の沙汰に、かつてのトリッシュだった少女の面影は見当たらない。 たまらなく、どうしようもなく、歓喜した。 こんな僥倖はあり得ない。物怪の幸いを引き入れたのだ。 「くっ…………くはは、クハハハハ…………ッ!」 肺から濁流してくる笑みを、押し留めきれない。 蝕みは消え去ったのだ。 縛りに怯える必要はなくなったのだ。 我が勇気が、恐怖に打ち勝ったのだ……ッ! これが笑わずにいられるものか! 「───勝ったッ! このバトルロワイヤル、既に優勝したも同然だッ!」 誰もが考える。 禁止エリアという大波に苛まれることはなくなった。 ならば、後はもうこの禁止エリア内にて『待ち』の一手しかない。 参加者全員同士討ち、少なくとも残り一人になるまで待機し。 そして、疲弊しきった最後の参加者を討てば、それだけで優勝だ。 それしかない。 それ以外の選択肢は、あり得ない。 「愚かな主催共よッ! 手ぬるい! 手ぬる過ぎるレクリエーションだぞッ! 貴様らは敗北したのだッ! オレと! 我が半身ドッピオの勇気に敗けたのだッ!」 ディアボロは半身と、能力の『盾』を捨てた。 代わりに得たモノは、ほんの少しの勇気のみ。 天秤が釣り合うには、大きな代償だったかもしれない。 『盾』はなくとも『矛』は残る。エピタフをも置いて来たディアボロに残ったのは、捨て身で挑む気概。 盾無き決心の男が、捨て身の覚悟を作った。 その差が、ゲーム優勝への圧倒的な『近道』を生んだ。 「後はもう簡単だ……ッ! この禁止エリアの中心にて、帝王のように座すれば勝利もすぐそこッ!」 選択は終えた。 悪魔は勝利する。 コインの『表』と『裏』、あるいは。 目の前に佇む『左』の扉か、『右』の扉か。 男は左の扉を選び、宝部屋に辿り着けただけ。 この話は、そんな選択の物語でしかなかった。 【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 第5部】 爆弾解除───成功 ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ 【C-2 地下道】 【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風】 [状態]:爆弾解除成功、トリッシュの肉体、体力消費(中)、精神力消費(中)、腹部貫通(治療済み)、酷い頭痛と平衡感覚の不調、スズラン毒を無毒化 [装備]:壁抜けののみ [道具]:基本支給品、不明支給品0~1(現実出典、本人確認済み、トリッシュの物で、武器ではない模様) [思考・状況] 基本行動方針:参加者を皆殺しにして優勝し、帝王の座に返り咲く。 1:爆弾解除成功。禁止エリア内にてゲーム終了まで潜伏。 [備考] ※第5部終了時点からの参加。ただし、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムの能力の影響は取り除かれています。 ※能力制限:『キング・クリムゾン』で時間を吹き飛ばす時、原作より多く体力を消耗します。 また、未来を視る『エピタフ』の能力はドッピオに渡されました。 ※トリッシュの肉体を手に入れました。その影響は後の書き手さんにお任せしますが、スパイス・ガールは使えません。 とおるるるるるるるる…… とおるるるるるるるる…… とおるるるるるるるる…… とおるるるるるるるる…… とおるるるるるるるる…… とおるるるるるるるる…… とおるるる――『ぷつッ!』 『もしもし、ドッピオです』 『ボ、ボスですか……!? はい! ぼくの方も無事です!』 『ああ……それよりボスの方こそ……! このクソッタレ爆弾を解除できたんですね!』 『良かった……いえ、ぼくはあなたの為ならこの命すら捧げてみせます……!』 『ハイ! ボスはそのエリアで、参加者が全滅するまでごゆるりと待機していて下さい!』 『残りの参加者はぼくが……ぼくの力で何とかしてみせます……!』 『あなたから受けたエピタフもあります。きっと全ての参加者をブチ殺してみせます』 『あなたは生き残るべき人です。帝王が手を汚す必要なんて、ないんです』 『いつもの様に、ボスの命令さえあればぼくは……喜んであなたの駒になりましょう』 『ぼくが最後の一人になったなら……ボスの元へ向かいます』 『そこであなたが、ぼくの胸を貫くだけで……ゲームは終わりです』 『あなたへと心臓は捧げます』 『もう一度、ボスが帝王の座へ返り咲けることを』 『ぼくは心より……祈ってます』 『少し、寂しいですけど』 『そろそろ、電話……切りますね』 『………………、』 『それでは…………』 『───パッショーネに、栄光あれ』 『ぷつっ ツー… ツー… ツー…』 なんだ、今の声は。 何故、今また私の耳に、ドッピオの声が聴こえたのだ。 奴との『通話』は、もう不可能になってしまった。 それでいて、何故。 何故、奴は。 この期に及んで。 あんな台詞を口走った。 何故、オレは。 諸手など挙げて、歓喜している? 何故、オレは。 勝った気でいる? 何故、オレは。 奴に何もかもを任せ、自らは動こうとしない? 何故、何故と、そう訊かれたなら答えるのは簡単だ。 爆弾は解除されているからだ。 ドッピオは我が腹心だからだ。 オレが帝王であり、それ以外の存在は全てが駒だからだ。 堅固なる城の玉座にて、王自ら動く必要など無いからだ。 外の戦いは全て駒に任せ、王はゆるりと待てばいいのだ。 それが王だ。 それが駒だ。 それがゲームだ。 「違うッ!!!!」 爆発するかのように、堰を切った。 目を大きく見開き、血流がマグマのように沸騰した。 帝王の逆鱗にでも触れたかの如く、髪を逆立てて立ち上がった。 許せなかった。 自分が、こんなにも腹立たしく感じた。 (オレはッ! オレはさっき、何を言ったッ!? 何を叫んだッ!!) 我が発言に、我が姿勢に、 何よりも、怒りを感じた。 『───勝ったッ! このバトルロワイヤル、既に優勝したも同然だッ!』 『後はもう簡単だ……ッ! この禁止エリアの中心にて、帝王のように座すれば勝利もすぐそこッ!』 ふざけるなッ!!! オレは何を言っているッ!? “あの時”……新入りのジョルノ・ジョバァーナに『矢』を奪われた時、オレはしかしッ! 逃げなかっただろうッ! 立ち向かっただろうッ! それは何故だッ!? オレに帝王としての『誇り』があったからだろうッ! 結果的には奴に敗北し、かつてない侮辱を味わわされたが! その『誇り』は! 今もこのオレの手の中にあったッ! あった筈だろうがッ!! 違うかッ!? 答えろディアボロォ!!! 「……………………駄目だ、」 「…………ここで逃げては、駄目だ」 「……ここで逃げては、以前までのオレと何も変わらない」 「…きっと『誇り』は永遠に失われる」 「勇気とは何だ」 「困難に立ち向かうことこそが、奴から譲り受けた勇気なのではなかったのか」 「賭けに勝ち」 「歪みを乗り越え」 「選択を終えて」 「勝利を目前にし」 「今また、怯えるのか」 「『籠の中』では、残してきたドッピオが独り戦い」 「全ての参加者をも乗り越えた奴と、最後に再会し」 「その間、ずっと胡坐ばかりを掻いてきたオレは、傷だらけの目の前の奴にこう言うのか」 「───『やったなドッピオ、我々の勝利だ! 流石は我が腹心だ!』と」 「握手を交わし、互いを讃え、」 「そして憔悴しきったドッピオは、その勇敢なる顔つきで私にこう返すのだ」 「───『やりました。褒めてください、ボス』と……心から喜びながら」 「肩を抱き、私はドッピオの喜ぶ表情を最後に───奴の心臓を貫いて」 「優勝するのだ」 …………なんだ、これは。 またしても、訪れたのは茶番劇か。 違う。これは人形劇だ。 これが勝利への近道だと慢心し、身勝手な歓喜を叫び、勘違いした帝王論を振り撒く、 ピエロなオレの、つまらん独り人形劇。 楽しいか、主催共。 客席(そこ)から眺める、オレの独り劇は楽しいか。 これが見たくて、くたばってもいないオレの名をわざわざ放送で読み上げたのか? 「見ろ! ディアボロの奴め」 「我らの予想通りに踊ってくれた。最高のパフォーマンスだ!」 そう笑い、拍手を送り、喝采を飛ばし、 ひとしきり楽しんで、飽きたらとっとと舞台から引き摺り下ろす腹積もりか。 「こんな……屈辱が…………あってたまるか……ッ!」 奴らがどこまで計算し、脚本を立てているかなど知らん。 それ以上に、奴ら以上に、 「オレは、オレ自身が許せないッ!!」 こんな姿、見せられるか……ッ! これがお前から与えられた『勇気』の賜物だと、 奴と再会したその時に! 言うつもりかッ! ───『ス……ボス…………駄目です、ボス!』 ───『ボス! あなたは再び帝王に返り咲く人だ! ここは堪えてください!』 ───『どうかボス! ぼくが全ての土を被りますので! この場は、動かずに─── 「黙れッ!!!」 オレは最大限の怒りと共に、頭の中でナメた口を利く幻聴を吹き飛ばしてやった。 煙の如く空に消えていく、心の中のドッピオ(よわさ)を認めると、 オレは荷を持ち、前へと歩き出した。 これは『試練』だ。 過去(じぶん)に打ち勝てという『試練』と、オレは受け取った。 人の成長は……未熟な過去に打ち勝つことだとな。 「もう、逃げることはしない。脅かす障害など、いつものように『消し去れ』ばいいだけだ」 薄暗い地下の目の前、オレの目の前にはルートが『二つ』ある。 『右』か『左』か。この先は禁止エリア外。戦場だ。 何となく、オレは一枚のコインを手に取った。 偶然、娘のポケットに入っていた、何の変哲も無い一枚のユーロ硬貨だった。 ゲーム開始以前からたまたま紛れていただけであろう、そのコインをオレは床に投げることにした。 「──────表」 表なら左。裏なら右のルートを歩むだけ。 エピタフを失ったオレにとって、ここから先は何もかも未知数。 数秒先の未来ですら、知りようがないのだ。 チャリン───クル、クル……カラァン 「…………裏、だったか」 こんな二択でさえ、今のオレではしくじる始末だ。 未来が分からないというのは、なんと恐ろしいことか。 だがこれでいい。きっと、これがオレにとっては『正しい道』なのだろう。 右の道を進もう。 道を遮る敵は一人残らず、このディアボロが皆殺しだ。 「──────ええええええええええええいッ!!!!」 ……今の声は? 若い女のあげた声だ。そう遠くはない。 この狭い通路。逃げ場も隠れ場もない、か。 「…………やはり左の道にするか」 コインの結果を捻じ曲げ、オレは声の轟いた『左』の道へと方向を変えることにした。 未来など視えずとも、キング・クリムゾンは過程を捻じ曲げる能力を有している。 もはやコイン一つで、オレが歩む道は変えられやしないのだ。 道に転がる薄汚い硬貨を蹴り飛ばし、 こうしてオレは左───『表』の道を選択した。 「誰であろうと、我が道を邪魔する輩は許さない。 殺(け)してやる。鼓動を止めてやる。───その時間(いのち)を、消し飛ばしてやる」 ◆ ここに男がひとり、いました。 男の目の前には『扉』が二つ。男は『左』の扉を選びました。 左は宝部屋。そして右は奈落。ポッカリ空いた落とし穴でした。 男の選択した左の扉は、正解の扉だったのです。 宝部屋に到達した男は、歓喜します。帝王に相応しい、勝利者の資格を得たのです。 男はしかし、積まれた黄金と輝く宝石の奥に『もうひとつの扉』を発見しました。 発見、してしまったのです。 深淵の匂い。血と錆びのこびり付いた扉。 男の背後からは、頼れる部下が必死に引き留めています。 「その先は危険だ! 行ってはならない!」と。玉のような汗をかき、腕を伸ばしているのです。 『───貴方だったら、その扉を開きますか?』 この世は選択の連続だ。 ディアボロはただ、選択し続けただけ。 無限に死に続けるかつての世界線に、選択肢など用意されていなかった。 今は違った。男はひたすら、選択をし続ける。 次に開く扉は、必ずしも二択とは限らないのだ。 進んだ隔たりのその先に、百の扉が待ち構えていようとも。 男は歩き続けるのだろう。 正解など視えない。未来など分からない選択の先へと。 結局のところ彼にとって重要なのは、『選ぶ』か『選ばない』かの二択でしかないのだから。 終わりの無いのが終わり。 そんな言葉遊びにはもう迷走されない。 終わりを目指して、ひたすら選び抜く。 こうして男は、傍目には信じ難い選択の扉に誘われ───潜り抜けた。 『娘』に憑依した『悪魔』は目醒め、嘲る。 白く光る牙のその先、この世の幸福の全てを薙ぎ消すような恐ろしい深紅色の双眸が睨む、その先から。 迷いなく駆け抜けてくるは、悪魔を祓う正義のエクソシストか。 それとも、 『深紅の悪魔』に仕えるメイドの殻を纏った───獰猛な犬か。 時間と時間が、いのちといのちが、相打つ。 【C-2 地下道】 【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風】 [状態]:爆弾解除成功、トリッシュの肉体、体力消費(中)、精神力消費(中)、腹部貫通(治療済み)、酷い頭痛と平衡感覚の不調、スズラン毒を無毒化 [装備]:壁抜けののみ [道具]:基本支給品、不明支給品0~1(現実出典、本人確認済み、トリッシュの物で、武器ではない模様) [思考・状況] 基本行動方針:参加者を皆殺しにして優勝し、帝王の座に返り咲く。 1:爆弾解除成功。新たな『自分』として、ゲーム優勝を狙う。 2:ドッピオなら大丈夫だ。 3:『兎耳の女』は、必ず始末する。 4:新手と共に逃げた古明地さとりを探し出し、この手で殺す。 5:ジョルノ・ジョバァーナ……レクイエムの能力は使えないのか? [備考] ※第5部終了時点からの参加。ただし、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムの能力の影響は取り除かれています。 ※能力制限:『キング・クリムゾン』で時間を吹き飛ばす時、原作より多く体力を消耗します。 また、未来を視る『エピタフ』の能力はドッピオに渡されました。 ※トリッシュの肉体を手に入れました。その影響は後の書き手さんにお任せしますが、スパイス・ガールは使えません。 ※南に潜伏するF・Fの存在を感知しました。 160:F.F.F.F 投下順 162:信頼は儚き者の為に 160:F.F.F.F 時系列順 162:信頼は儚き者の為に 155:この子に流れる血の色も ディアボロ 170:悪魔の円舞曲を踊りましょう
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別名:獄焔魔獣 属性:炎 身長:42m 体重:9千t
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龍神コロガオンの必殺技 赤いバリアのようなものが出現 バリアにぶつかり、威力が弱まる その後片手にボールが乗っかる 化身が出る以外は無印版のシュートポケットそっくりである。 備考 やぶのてんやさんの考えた必殺技
https://w.atwiki.jp/jojo_diablo/pages/101.html
最強スタンド考察 ベース・能力について考察するページです。みんなで編集して最強装備を作りましょう。 基本的に天国(99階のヒロヒコのサイン色紙取得までor永住)で使う装備を想定しています。 他のページも参考に。→TIPS3、DISC合成の指針、DISC構成例、最強スタンド具体例、最強DISC作成用メモ、ベーススタンドランキング 最強スタンド考察ベース考察 攻撃 防御 DISC共鳴 能力 全て 発動 射撃 コメント ベース考察 合成のベースDISCを選択する際、下記を加味するべし。 1) 基本数値が高い…G・E・レクイエム、スタプラザワールドなど 2) 発動が強い…ホワイトアルバム、メタリカ、バイツァ・ダストなど 3) 対応するコミックスが多い…スター・プラチナ、スタプラザワールド、シルバーチャリオッツ、ハーミットパープル、エコーズACT3 5) BASEONLY…スター・プラチナ、スタプラザワールド、クリーム、クラッシュ、スティッキーフィンガーズ、ダイバーダウン 6) 隠し能力…ザ・ハンド、ホワイトアルバム、ハーミットパープルなど 7) 共鳴…シルバーチャリオッツ、アヌビス神、キングクリムゾン、エピタフなど 番外) BGMが良い…人の好き好き 攻撃 お勧めベース スタプラザワールド 基本攻撃10。3方向攻撃が非常に便利で、角越しに攻撃出来る点が特に役立つ。部屋の出入り口や通路の曲がり角に無力化した敵を置いてオラオラしていれば、相手が射撃や壁抜けを使わない限り一方的に殴り続けられる。オラオラは会心が出ず追加効果も乗らないものの、大ダメージ系能力やオアシスの能力は適用されるため、オラオラを中心に立ち回るのなら大ダメージ系能力を優先して合成すると無駄になりにくい。クレイジー・Dとの共鳴で射撃ダメージが1.5倍になる点も見逃せない。 スター・プラチナ 基本攻撃8。カタログスペックだけならスタプラザワールドの下位互換だが、発動の射撃無効が非常に便利。 ダイバーダウン 基本攻撃2。敵に近づかずに攻撃できてヤッター。敵の射撃軸をずらしながらの攻撃も可能。チリペッパー発動とも相性が良い。複数の敵がいる中ではランダムで一体にしかヒットしないので注意。発動は簡易オラオラや透明敵対策として使える。 ザ・ハンド 基本攻撃7。天国永住用には特に向いている。素の空きスロットにチリペッパー、ハイウェイ・スター、状態異常持ち(オススメはホワイトアルバム)を合成した「鬼ハンド」(TIPS3参照)を強化する形で仕上げるのが最もポピュラー。拡張したスロットに攻撃回数を増やすチャリオッツ、ハイウェイ・スターによる回復を見込んだマジシャンズレッドなどを合成すれば、常時HPMAXでCFH撃ち放題…も夢ではない。鬼ハンドの基本戦術だった凍結ハメ殺しは相変わらず有効だし、エコーズやボーイ・Ⅱ・マンなども合成してあれば倒しきるまで殴らずとも相手を無力化できる。壁や罠をガオンするたびに壊れやすくなるので、抜け道を掘りたい場合は拾ったハンドを使うか、クリームやオアシスを発動させることを勧める。 シルバーチャリオッツ 基本攻撃4。後述するようにDISCの装備効果自体が汎用性に優れており、アヌビス神やザ・フールとの共鳴も使い勝手が良いため、攻撃ベースに選ぶ価値はある。 クリーム 基本攻撃8。会心が出ればどんな敵も一撃必殺。クレイジー・Dやハイウェイ・スターとは特に相性が良い。天国深層の敵は通常仕様の会心だと一撃で倒せないことが多いので便利。クレイジー・Dに加えてチャリオッツとチリペッパーも合成、チリペッパー入りのザ・ハンドで反省状態になってから付け替えなど、会心の一撃を出しやすいように立ち回りを工夫したい。 スティッキーフィンガーズ 基本攻撃4。スタプラ同様に曲がり角を挟んだ状態でも相手を殴れる。オラオラと違って一方向しか殴れない代わりに角越しでも2マス先まで届くし、会心や追加効果も出る。素振りで罠を確認する際は、2マス先から素振りすれば可視化した直後に誤操作で踏むリスクを下げられる。1部ディオやリサリサ先生からカウンターをもらう可能性はあるものの、水上歩行状態では近接戦闘キャラに無傷で勝利することも可能。CFHに比べて射程では劣るものの、追加効果や大ダメージ系能力が適用されるため、敵によってはこちらのほうが有用な場合もある。 クラッシュ 基本攻撃4。Ver0.11での仕様変更により、水のマスがある大部屋MH等では頼れる存在に。タイマンなら発動が緊急回避に使える。合成ではダークブルームーンとの組み合わせが強力だが、部屋以外では遠隔攻撃が使えないためホワイトアルバムとの相性はあちらほど良くない。雪解け水を殴るときは吉良やエシディシに接近されないように気をつけたい。 お勧め能力 マジシャンズ・レッド HPが満タンだとCFH撃ち放題なので、素振りが快適にできる。射程はたったの4マスだが、必中&弾数無限の射撃で敵を排除できるのは非常に便利。エアロスミス、アヌビス神、マンハッタントランスファーの装備効果とセットで使いたい。 シルバー・チャリオッツ 50%の確率で2回攻撃ができる。通常ならまともに殴り合っていられない敵でも2回攻撃のダメージで楽に倒せることもあり、エコーズACT3などの攻撃するたびに発動する可能性がある追加効果との相性も良いため、有用性はかなり高い。攻撃の効率化が図れて、結果的に被ダメージも抑えられる能力なので、必須と言ってもいい。 ハイウェイ・スター 攻撃と回復を同時に行えるので殴り合いが非常に有利に。会心時は必ず吸収。億泰のDISCを使わなければ命中時は会心しか出ないザ・ハンド、体力回復でCFHを撃ちやすくなるマジシャンズレッドとは特に相性がいい。会心=即死攻撃なクリームに合成すれば最大で999も吸収できる。 クレイジー・D 会心の一撃が出やすくなる(1/22→1/11)。状態異常系の追加効果は会心の一撃だと必ず発動するため、発動率の底上げという点でも需要は高い。会心さえ出ればほぼ確殺のクリームにとっては必須の能力。ただし、ザ・ハンドだけは合成しても命中率は増えず、まったく無意味になる。 チリペッパー 2回連続ミスで次の一撃が会心&必中。ザ・ハンドベースなら必須。その他、2回攻撃を連続で外す可能性があるチャリオッツ、常にオラオラで攻撃していれば必中モードに移行できるスタプラ(TIPS3参照)なども相性が良く、追加効果の発動率向上にも繋がるなど、汎用性はとても高い。 ストーン・フリー 通路で挟まれても平気。チャリオッツ入りのスタプラ系と組み合わせれば夢の前後オラオラ2×2の4連撃が可能。ダイバーダウンやクラッシュと組み合わせる場合、部屋の壁や水のマスを背に相手を殴ることで連続攻撃できる。天国深層では敵に挟まれること自体が死亡フラグなので需要はないかも…、。 ホワイトアルバム 相手を凍らせると最大20ターンの行動不可と被ダメージ1.5倍を付与できる。ゆえに追加効果による状態異常としては最も強力。会心時は必ず凍結するので、クレイジー・Dやチリペッパーなどと相性が良い。チャリオッツの2回攻撃の場合、1回目で凍らせれば2回目のダメージが上がるし、2回目でも凍るときは凍るので相性は悪くない。 エコーズACT3 1対1の状況なら鈍足は実質的な排除になる。手に入りやすい事から見逃されやすいが、有効性は高い。成長した吉良のバイツァ・ダストも封じられるし、相手の射線上に立たないことを心がけるだけで混乱射撃や上院議員にも対処できる。 ボーイⅡマン 1回封印するだけで、ニュー神父だろうが究極カーズだろうがバオーだろうが等速無能1回攻撃の普通キャラに。2度目の封印が決まれば相手は移動しか出来なくなる。泥棒目的でトニオさんを倒す場合を除けば、2回封印した時点でそれ以上戦う必要がなくなるので、即降りしたいときなどに便利だったりする。1度目の封印だと通常攻撃までは防げないため、凍結や鈍足との併用がオススメ。上手くいけばヘブンズドアーの節約にも繋がる。 ハーミットパープル 守備範囲はヌケサクから究極カーズまで幅広い。吸血鬼タイプは攻撃力が高い敵や厄介な能力を持つ敵も少なくはないので、彼らと殴り合いがしやすくなるのは有効。 キラー・クィーン 承太郎以外の4部キャラは全て杜王町住人なうえに強敵も多いため、役立つ場面は少なくない。 ホワイトスネイク 6部キャラの中で特に厄介なザ・ニュー神父やC-MOONは囚人ではないため効かないが、マックイィーンやスポーツマックス、記憶が戻ったウェザーなどのために合成する価値はある。 キング・クリムゾン 裏切り者は大迷宮や試練の中層で現れるキャラが多いため強敵は少ないものの、ギアッチョ一人のためだけに入れておいてもいい。エピタフとの共鳴目当てで攻撃ベース(基本攻撃9)にするのもアリか。 ダークブルームーン フロアによってはアテが外れることもあるものの、純粋に攻撃力が上がる。精神力を高めれば素の攻撃と追加ダメージの両方が強化される。能力の発動条件ゆえにクラッシュとは特に相性が良い。水上を歩ける状態だと効果を発揮しやすいため、ホワイトアルバム能力装備との相性も良い。 防御 お勧めベース G・E・レクイエム 基本防御12。天国下層の被ダメージに恐ろしいほどの差が出る(次点のスタプラザワールドと比べても17%減、アヌビス神との比較だと53%減)。防御にはベース専用の能力はないし、緑能力である「全ての敵に大ダメージ」もどうせどこかで賄うのだから、共鳴や緊急回避のための発動を考慮しなければほぼこいつ一択だろう。出直そうと思ったときに発動で即座に帰れるのも地味に便利。 ザ・フール 基本防御4。シルバーチャリオッツとの共鳴でいやらしい透明敵もへっちゃら。発動も危機回避用としてはなかなか。 アヌビス神 基本防御0。シルバーチャリオッツとの共鳴で常時2回攻撃、一定確率で3回攻撃。チャリオッツ以外のDISCを装備していても能力のおかげでギアッチョやウェザーに飛び道具が通るし、それすら通じないクリームにも発動効果が役立つため、無駄にはなりにくい。防御0についても、天国の深層ではレクイエムすら突破されることを考えると、かえって気にする必要がないとも言える。ただし、装備中の遠投効果を忘れると痛い目を見る。 お勧め能力 スパイスガール アナスイが怖くなくなり、ワムウの影やワイヤードの罠(獲られはするが壊れない)もへっちゃらに。深層突入後は物資の管理が特に重要になるので、紙を守れることの恩恵は非常に大きい。 オアシス 時々相手の防御力を半分にして攻撃できる。会心や他の追加効果と違って、オラオラやダイバーダウン&クラッシュの遠隔攻撃にも乗る。発動するかどうかは完全にランダムで、会心でも発動するとは限らないものの非常に強力。 ザ・フール 時々直接攻撃を防いでくれる。時間停止中でも有効。敵の直接攻撃を防ぐことは、直接攻撃のダメージを0に出来たことに等しい。 クラフトワーク 天国ではこれが無いと、ミスタの銃弾がキツい。700階程度までは開幕即射殺のリスクを下げられる。発動するか運次第なウェザー系と異なり、確実に効果を発揮してくれるのも嬉しい。 ウェザーリポート 射撃を約3割の確率で無効化してくれる。ヘビーウェザーと併用すると、無効化できる確率は65%に達する。 G・エクスペリエンス HPに上限がないver0.12ではぜひ合成しておきたい。HP9000程度あればスポーツマックスもベイビィフェイスもカウンターで瞬殺。仕様上、敵が高HP&低防御になる天国では反射ダメージがやや物足りない。また、橋沢育郎を勝手にバオーに変身させるので注意。 DISC共鳴 シルバー・チャリオッツ アヌビス神 達人二刀流 常時2回攻撃、時々3回攻撃が発生する。当然その攻撃力はグンバツ。それに加えて常時倍速も付ければ、近接戦闘にはおいては最強になる。ただし、アヌビス神の遠投効果や常時倍速時のアイテム風化などを忘れると痛い目を見ることも。 シルバー・チャリオッツ ザ・フール 暗黒空間の軌跡 透明敵対策。透明敵の「位置」だけならエアロスミスなどで探知可能だが、この共鳴なら透明敵の「種類」やクリームの「向き」を一目で確認できるので心強い。ver0.12まではエアロスミスで透明敵を察知できなかったので、天国永住では事実上この共鳴しか選択肢がなかった。 スタープラチナ(orスタプラザワールド) クレイジー・D 「狩り(ハンティング)」に行こう! CFHを含む射撃ダメージが5割増しになる。離れた場所から危険を冒さずに敵を倒せるのが魅力で、まともに殴り合いが出来ない天国永住で特に役立つ。レベルと精神力を99にしたら射撃無双も可能。当然、これだけで天国永住を生き残れるというわけでもないが、物資の節約にも繋がるこのコンビは優秀。天国の深層では防御の値が飾りと化すことも考えると、オラオラが使えるスタプラ側を攻撃DISCにするのが無難か。弾数無限のCFHが撃てるマジシャンズレッドの能力や+99のマントラ入り能力DISCはもちろん、エアロスミスの探知やアヌビス神の射撃無効貫通も確実に欲しいところ。 キング・クリムゾン エピタフ 絶頂の能力 罠が気にならなくなり、罠対策もほぼ不要になる。罠の効果は面倒だったり致命的だったりする物も多いので効果抜群。逆に罠の効果を利用したいときは足元コマンドで作動させれば良い。罠の場所だけなら複数の手段で探知できるし、罠の作動も時止めで防げるが、誤って踏んでしまった場合や罠の上を通らざるを得ない場合のリスクをノーコストで踏み倒せるのはこの共鳴のみ。エピタフを能力以外に装備するとリゾットに反応しなくなるところや、罠を踏むたびに長い専用演出が入るところが難点。 能力 お勧めベース スター・プラチナ、スタプラザワールド 時止めに加え、致命的なDIOの罠を防ぐ。倍速行動中は敵の時止めが効かないため、常時倍速装備の場合は価値が下がる。装備していないほうが風化する可能性を考慮すると発動効果がそのままミスタ対策になるスタプラをベースにしたほうが安定しやすい。ただし、その場合は開幕MH対策を別に準備しておく必要がある。 ホワイトアルバム 凍結罠や全体老化を気にせず射撃DISCを選べて、天国浅層用としてカエル化防止を合成したDISCを用意する必要もなく、おまけに水上歩行まで可能になる。水上から射撃で敵を始末していく戦法も採れるし、攻撃装備用のDISCにダークブルームーンを合成してみるのも面白い。 マジシャンズレッド アヴドゥルさんやエシディシにアイテムを燃やされなくなり、罠や攻撃による凍結も防ぐ。このDISCにカエル化防止、防御DISCにスパイスガールを合成することでアイテム狙いの攻撃を全てガードできる。一発殴られただけで即死する段階に達した後は、対冷凍専用装備になる。ホワイトアルバムも用意してある場合はそれすら敵わない… キラークイーン、バイツァ・ダスト 爆弾が識別可能になり、吉良の親父に閉じ込められなくなるなど、それなりに有用。その他の能力(爆弾アイテム利用or復活)や発動効果が異なるので好みのものを。もちろんキラークイーンにバイツァ・ダストを合成するのもアリ。 ストーン・フリー C-MOON対策はこれしかない。いざというときの発動の全回復能力も便利。天国深層では一度でも殴られたら死ぬため、罠や爆発のダメージを回復するときくらいしか出番がない。 ハーミットパープル リサリサのカウンターや究極カーズへの対策として有効。これがないと、カウンターで動けないところを袋叩きにされたり壁から奇襲された際に3~4連続で殴られたりする可能性がある。ジョナサンのDISCなどで波紋状態になっていれば痺れることはないが、そうそう都合良くなっているものでもないので用意しておいて損はない。一度殴られただけでも死ぬ天国深層では念写専用アイテムと化す。 お勧め能力 ボヘミアンラプソディ コミックの収集率アップ。それなりに違いがでる。貴重なDISCの発動用に。必要な部が拾えるとは限らないものの、コミックスの価値が跳ね上がる天国永住では必須に近い。 バイツァ・ダスト 事故死がどうしても怖い貴方に。全ての装備を失うよりは全然マシ。エルメェスのアレで予め能力装備を分裂させておけば安心できる。探索中に拾った場合は、拾ったほうを装備してMHでワザと殺されるという戦法も採れる。 エピタフ 罠感知。ドラゴンズドリームを装備していてもウッカリ罠を踏んでしまう貴方に。姿こそ見えないがリゾット対策にもなる。特定の状況下で警告が出ないバグがあるのといちいち出る警告が鬱陶しいところが難点。 マンハッタン・トランスファー 射撃DISCの基本威力に能力DISCの修正値が上乗せされる。マジシャンズレッドのCFHや法皇の結界も強化されるため、とても便利。 神父にDISCを抜き取られない ブラックサバスの特殊行動によってDISCに追加される能力。ホワイトスネイクの罠も防止。ヘブンズドアーの罠による装備外しは防げないので注意。 アイテムをカエルにされない ブラックサバスの特殊行動によってDISCにつけられる能力。ジョルノが怖くなくなる。ホワイトアルバム能力装備でも代用可能。天国深層では敵との隣接自体を避けたいので出番はないかも…。 階段の場所がわかるぞ ☆DISC限定能力なので入手が困難だが、念写抜きで逃げ道に見当がつき、探索効率も向上する。無駄足を運ぶ恐れがなくなることは危機回避にも繋がり生存率も上がるため、非常に便利。 敵が化けてるアイテムがわかるぞ ☆DISC限定能力。天国深層のお店でベイビィフェイスに殴られて即死することがなくなる。チリペッパーの発動で代用可能だが、コミックスの消費を抑えたいと思うのならこちらで。 全て ※攻・防・能力どれに合成しても効果を発揮する緑能力。 お勧め能力 G・E・レクイエム 全ての敵に対して直接攻撃の威力が段違いに伸びる。防御ベースにしていない場合は忘れずに組み込もう。攻撃用の「○○に大ダメージ」系の効果とは乗算で処理されるため、最終的なダメージは GER+大ダメ系[2.25倍]>GERのみ[1.5倍]>無し[1倍] となる。 エアロスミス 三種の神器その1。敵感知。通路で出会い頭に攻撃されたり挟み撃ちに遭ったりするリスクが減り、CFHも非常に使いやすくなる。天国ではほぼ必須。 ドラゴンズドリーム 三種の神器その2。罠感知。常時噴上裕也のDISC使用状態で、DIOの罠も怖くない…と言いたいところだが、フロアの配色次第ではマップの×印や罠そのものが見えにくくなるため、場所がわかっていても踏みがち。とにかく罠は踏みたくない!というのであれば、エピタフと併用してもいいだろう。 ハーヴェスト 三種の神器その3。アイテム感知。フロア内にMHやお店があっても即座にわかる。他の2つと組み合わせれば、敵との接触を避けながらアイテムを集めることも可能。効率の良いアイテム収集はターン数の節約、そして空腹を抑える事に繋がる。 シンデレラ アイテム集めの促進に。強敵が非常にアイテムを落としやすくなる。物資確保が重要な天国永住では必須に近い。 アヌビス神 ギアッチョやウェザーにも射撃が効くようになる。ヘブンズドアー以外の遠距離攻撃はギアッチョに反射される可能性があり(もちろん深層でのダメージは即死級)、これがないとCFHすらまともに撃てない。モンスターハウスから出てきた敵達が通路に並んでいるときにアイテムを遠投すれば、命中した敵全てにダメージや追加効果を与えることが出来る。クリームを除く全ての敵をホルス神で止められることの恩恵は計り知れず、天国永住では第4の神器と化す。紙以外のヤバイものから中身を取り出したいときは合成したDISCを外すことになる可能性が高いので、合成するDISCの装備箇所や一緒に合成しておく能力をよく考えておきたい。 メタリカ リゾット&磁力の罠対策。リゾットの攻撃はダメージを軽減する手段がなく、レベルが高いと3桁のダメージを余裕で与えてくるので、視認できないと危険。エピタフと併用すれば阻止できる確率は6割ほどに上がる。 ヘビー・ウェザー 約5割の確率で射撃無効化。元のウェザーリポートと併用すれば3分の2の確率で無効化できる。天国に行くならクラフトワークとセットで欲しい能力。 デス13 DISC自体が出やすい上に地味だが、敵の寝込みを襲ったり寝かせたままやり過ごしたりできる可能性が増すので、こう見えてかなり便利。凍結入りハンドとも相性が良い。 グレイトフル・デッド ホルス神では防げない若化(アレッシー・セト神の罠)に耐性有り。ver0.13よりHPの上限(最大999)が設けられたので、天国で必携の一品ではなくなった。 パール・ジャム 満腹度の減り具合が半減。食料を事前に確保できる天国では重要度も少し落ちるが、敵のレベルが上がり始める前の階層で経験値を稼ぎたい場合や補充が捗らなかった場合を考慮するとバカにはできない。特に、まともに食料を持ち歩けない常時倍速装備では必須級と化す。 モンスターハウスが出現しやすくなる ブラックサバスの特殊行動によってDISCに追加される能力。MHはアイテム宝庫なのであえて入れてみるのもアリ。 メイド・イン・ヘブン 常時倍速。装備品以外のアイテムは持てないので、攻撃、防御ともコレ用に調整する必要があるが、その効果は絶大。主に対策すべきことは「満腹度」「射撃」「開幕MH」。特に、天国用として作るならミスタ対策が必須。 発動 スタープラチナ 狙撃完全無効。原作では指が溶けたラットの針も防ぐが混乱射撃は防げないので注意。ミスタの銃弾一発で即死する天国永住では毎フロア発動が必須。発動用ディスクの中で対応コミックが最も多い(3部・4部・6部)。 スタプラザワールド 時止め中は画面が見にくくなるが、罠や敵の特殊能力が発動しなくなり、事実上の無敵になれる。石仮面をかぶると10ターン止まる!合成元のスタプラと同じく対応するコミックスの数が最も多い(3部・4部・6部)のも利点。 キングクリムゾン 5ターンの時を消し飛ばす。その間、敵は残像にむけて攻撃を続けるので状況によっては時止めより使える。吉良とエシディシは時飛ばし中も床のアイテムを破壊するので注意。 メタリカ 透明を見破る敵がいないので10ターン無敵同然。その間に敵はどこかへ行ってしまうので、逃走に便利だが攻撃はしづらい。 ホワイトアルバム 部屋内の敵を凍らせる。開幕MHで時間稼ぎに便利。一回でも攻撃すると解凍されてしまうが、止めていられるターン数は時止めよりも長く、与ダメージも増加するので上手に使い分けたい。プロシュート兄貴のDISCでフロア中が凍る。兄貴の能力とは相性悪いのに… チリペッパー 部屋内の敵を30ターン盲目に。フロアを明るくし、罠も見えるようになる。他にも敵の目視識別、近距離での新規発生敵の抑制、ベイビィフェイス看破、と発動するだけで不意打ちの9割は回避できる。永住では+99を量産して毎階発動してもいいくらい優秀。 サバイバー モンスターハウスで発動させると壮絶な同士討ちが始まり非常に使える。見た目にも楽しい。天国深層での同士討ちは大抵オーバーキルが飛び交うので、どんどん敵を減らせる。戦闘を避けたい時に有効。 G・エクスペリエンス 周囲に花を発生させれば1対1の状況に持ち込めるし、サバイバーやチリペッパーと組み合わせれば最大で8体の敵を反射で自滅させられる。 クラフトワーク 八方金縛り。周りの敵が肉の壁になる。時間制限はなく、攻撃を受けるまで永久に停止する。プロシュート兄貴のDISCで部屋全体に効果が拡大し、MHで大活躍する。 デス・13 よく拾えるので惜しみなく使える。眠っている間に倒してしまおう。入手頻度がとても高いので、強敵と対峙した際にガンガン発動していこう。こちらも兄貴のDISC使用で部屋全体に効くように。 バイツァ・ダスト 3ターン耐えられればどんなMHでも一掃(吉良・猫草以外)。経験値が得られない、アイテムも消える、爆発に巻き込まれる可能性がある、など難点もあるが非常に強力。バイツァ・ダストの後にペットショップを使えば、ポパイにホーレン草、楽勝っスよ。 パープル・ヘイズ モンハウ駆除用に。殺人ウイルスは中々の高威力なので鍛えておくと便利。精神力99なら天国でも有効。 エアロスミス 10匹以下ならフロア全体攻撃。威力はパープルヘイズ以上。 ウェザーリポート カエルを育ててHPのカンストを早めよう。フーファイターズのダメージが1.5倍になる発動効果も天国深層では重宝する。ゲブ神やアクア・ネックレスなどは倒しきれないと実質的に無効化されてしまう点に注意したい。 ダークブルームーン HPが減っている時に回復を兼ねた全体攻撃として使える。他の全体攻撃と違って、マックイィーンの反射が怖いときにも有効。 ハイウェイ・スター 精神力や敵の数によっては、最大満腹度がカンストしていても一発で満腹になれる。 ヘビー・ウェザー 鈍足罠をフロア全体に設置。マンミラの罠と違って設置場所を選べないのが欠点。 マンハッタントランスファーエピタフ チャリオッツとザ・フールの共鳴や雪解け水がなくても透明敵を区別できるようになる。マントラはそこそこ拾いやすく、エピタフは罠の探知も可能。 ザ・フール 開幕MHの中心に出てしまった時などに。誘き寄せてから飛び、仕切り直して遠くから射撃するとベネ。 ホワイトスネイク 正面の相手が即死。倒した相手はDISCになる。Ver0.12までは特定の敵が落とすアイテム(ときのがくぼう等)を確定で入手できた。 クリーム 10マス先まで道を造って突き抜ける。幻覚の迷宮でも楽々移動できる。トニオさん以外の敵を巻き込むと即死させるが、アイテムも消してしまう。敵として出てくるクリームと違って罠までは消せないので要注意。 オアシス こちらも抜け道作りに使える。クリームと違って瞬時に移動できないし敵も即死させられないが、アイテムを消すこともなく、発動効果が20ターン続く。 ストーンフリー 修正値+99まで鍛えれば100回使える全回復アイテムに。他の全回復アイテムと違ってHPしか回復しないものの、100回分を持ち運べる時点でお釣りが来る。 アヌビス神 硬い敵を手早く倒す際のお供に。スタプラ系と組み合わせればオラオラオラオラずっと3倍(TIPS3参照)。 スーパーフライ 聖域の巻物。射撃敵に注意。 ハーミットパープル 階段の位置も分かるので即降りに役立つ。DIOやアクア・ネックレスに妨害されることもあるが、出現する敵の種類が多い天国ではこれら2体と遭遇する確率は大きく下がっている。 ムーディーブルース レアアイテムを拾った時に。普通に持ち帰ろうとするとアイテム欄を圧迫する。 ダイバーダウン 攻撃ベースの欄でも述べたように、透明敵対策や倍速敵の足止めとして使える。出現率の関係で、後述のハイエロファントエメラルドの代用品にもなる。 パール・ジャム そこそこの確率で拾えるとはいえ、+99のDISCが1枚あれば満腹度を5000確保できる点は侮りがたい。拾ったピザをピストルズに充てやすくなるし、運悪く食料の補充が滞ったときの備えにもなる。 メイド・イン・ヘブン 100回使えるサンドマンのDISC。装備時と違って状況に応じて任意で発動することになる。効果は長続きしないものの、アイテムが風化する心配もなく、鈍足回復用として使えばプリンや波紋のツボを拾った際に他の状態異常へ回せる。 ※スタプラザワールド等を装備と発動を兼ねて極め強化している場合、神父に抜き取られると危なくなる。 深く潜る際は緊急回避用ディスクを持って行くべき。 射撃 装備用 装備するDISCや合成した能力、また使い方や使用目的に応じて最適解は変わってくる。場合によってはどれもいらないということも…。常時倍速装備でもない限り、装備を固定せず臨機応変に付け替えるほうが賢いやり方と言える。 ホルス神 凍結・老化耐性を得られる(若化は防げない)。特に凍結耐性がないと、ギアッチョにハメ殺される可能性があり危険。ホワイトアルバム能力装備でも同じ効果が得られるので、その場合は他の射撃DISCを装備しよう。 ヘブンズドアー 他に対策手段が無く、装備外し効果が致命的なヘブンズドアーの罠を逆にプラス効果に転じる。体力と満腹度のどちらが回復するかはランダムだが、装備品以外のアイテムをまともに持ち歩けない常時倍速装備ではほぼコレ一択。 タスク ワイアードの罠でアイテムを釣られるのを防げるのはこれだけ。(スパイスガールは釣られたアイテムの破壊は防げても、釣られる事自体は防げない)拾う前にエシディシに燃やされたり、拾いに行った自分が落とし穴に落ちたりするのが怖ければどうぞ。丸ごと飛ばされれば歩かずに移動できるので、満腹度の節約にもなると言えなくもない。(ただし飛んだ先が近道とも安全とも限らない) タワー・オブ・グレー 店があると分かっているフロアで落とし穴に落ちてショック、ということがなくなる。 フー・ファイターズ 天国ではホワイトスネイクの罠で防御装備を外されると即死に繋がることもある。能力DISCに「神父にDISCを抜き取られない」を合成していない場合は選択肢に入る。 射撃用 弾数は有限なものの、射程はCFHの5倍で追加効果や弾の飛び方などでも使いわけができる。上手く互いの欠点を補い合いながら使いたい。 フー・ファイターズ 基本威力2。威力は低いがよく拾えて補充しやすく、雪解け水やウェザー発動で威力が1.5倍になる。 セックスピストルズ 基本威力6。直線上に居ない相手を狙えるので、MH入口等での先制攻撃に便利。発動によって残弾を補充しやすいのも強み。 タワー・オブ・グレー 基本威力5。敵を貫通するので、MHや血管針4人組などの殲滅に便利。天国では敵の識別などでも重宝する(等速敵の後ろに並んでいるのは誰か、等)。マックイィーンには注意したい。 エンペラー 基本威力8。通路で曲がり角を気にせず撃てるのは地味に便利。敵の反応がふらふら移動していなければ安心して撃てる。 ホルス神 凍結はとてつもなく便利。何個あっても損無し。 ヘブンズドアー 倍速や射撃を含めた相手の特殊行動を全て封印できる。2度当てれば通常攻撃すら出来なくなる。天国に行くなら99発のストックを何個持っていっても損は無い。元が露伴の能力だからか盲目状態の相手には効かないため、使うタイミングに気をつけたい。 マン・イン・ザ・ミラー 通路を利用して敵から逃げたり、離れた場所に一瞬で移動したり、使い道は多彩。エコーズACT2とも相性良し。 エコーズACT1 混乱した敵は特技を使ってこないので、ヘブンズドアーの代用として使える。同士討ちを狙えるのもベネ。 エコーズACT2 強敵に隣接されても、吹き飛ばして距離を取ることができる。マジシャンズレッドやダイバーダウンなど、遠距離攻撃ができる装備がある場合は特に便利。 発動用 ハイエロファントエメラルド 足元を含めた周囲9マスに結界が現れる。透明敵の位置確認や倍速敵の足止めに使える。通常の射撃と同じ方法で威力が増すので削りとしても有効。 マン・イン・ザ・ミラー エコーズACT3の発動とは相互互換の関係にあり、敵の移動ルートがわかっていれば近づくことなく鈍足化できる。通路での逃走にも有用で、後続の敵もすべて足止めできる。 タワー・オブ・グレー 囲まれたらプン。移動距離は短いが、絶体絶命的状況から逃れられる場合も多々あり。 エンペラー 誰に当たるか分からないピストルズに頼れない状況ではコレ。あらかじめホテルの外や大迷宮で操作を練習しておきたい。 ヘブンズドアー 図鑑作成用。ディアボロの試練では残弾に余裕がないことも多いので、試練が初出の通常敵は天国で登録するのもアリ。 コメント ↑毎階発動は無駄が多いように思えても、案外スタプラは対応コミックが多いので減らないもんで。拾ったら即強化できるようにエニグマの外に出して(3+4+6部用にスタプラ、5部用にホワルバやメタリカなど)おくとてっとり早くていい。1000階まで潜る頃には+99のスタプラ・チリペッパー・シンデレラが6~7個ずつあるんで、アレが出るごとに勿体無くてかなわん状態。 - 2011-05-10 09 44 08 クラッシュをベースにした攻撃Disk作りたいんですが付与しても意味ない能力ってありますか?鈍足や凍結が水場を通した複数攻撃の時も適用されるのでしょうか? - 2012-08-07 21 35 40 射撃特化って何かと思ってDISC共鳴ページ見たら「射撃能力が上がる」だって。射撃用DISCページ改でようやくダメージ1.5倍だとわかった - 2013-02-02 05 42 24 アヌビス神を防御ベースにする意味がよく分からないんだけど何でなの? - 2014-07-06 03 06 11 もしかして攻:チャリオッツ、防:アヌビスで共鳴させるため?ていうかそれだけ? - 2014-07-06 03 50 13 2回攻撃は保障されてるし攻撃装備でのみ発揮するチャリオッツの能力で時々3回攻撃が可能になるから当然(どうせ防御1と0だし大して変わらない。天国に挑むなら尚更) - 2014-07-06 16 53 04 やっぱ時々3回攻撃は重要なんか。レクイエム大好き人間の俺には必要ないな、アヌビス(笑) サンキュー! - 2014-07-06 22 45 13 ザ・ハンドにクレイジー・Dを合成するのは命中率上昇の効果があるのでしょうか?TIPSには無いと書いてあったのですがこのページには効果アリと書いてあるのでどちらが正しい情報なのですか? - 2014-09-03 20 46 51 ハンド+クレイジーDで果たして会心は出やすくなるのか... 上にも書いてあるが、他のページを見ても「ハンドの効果自体が会心orミス(各50%)」なので意味がない、と書かれていた。すごく気になる...誰か詳しく知る方いらっしゃいませんか - 2014-09-20 21 23 19 効果ないよ ハンドは基本の能力足したらデス13なりボヘラプなりしか合成しようがない - 2014-09-25 00 01 43 どうもありがとうございます - 2014-09-26 01 38 44 代用可能そうでそうじゃない指とCFH。指はあくまで直接攻撃だからカスタマイズし放題なのよね - 2016-04-20 23 07 42 防御のお勧めベースからアヌビス神消えてるけどなんで? (2023-03-08 22 17 56) カエル画像防止 (2023-03-09 05 33 38)
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プッチが作ったカード達です。 宣凶師ザビエル 破壊竜ダムド 180 盗魂の影ソウル・プランダー 黒神龍アンドレアス インプデント・タイフーン 緑神龍グレポリス トワイス・バイス 175 骨神竜ファフニール 反乱の使徒ティアリス 超幻惑獣アストラル・ビジョン 復興への願い スパイラル・オブ・フィアー 170 デッド・クレイズ 生命吸収 スーサイド・スラッシュ 大勇者「大地の崩壊」 ディメンション・チャージャー 165 銑水轟銀アシミレイト・ダイバー ノアズ・アーク 流星神龍コメット・キューター 音速戦士ヘルブレイズ 喰骨虫ボーンワーム 160 決死の説得 クルトEX 大地と業火の鉄鎚 封魔ベルファム リバーセル・ドロップ 155 悪魔神イリス 幼星トラペジウス インフィニティ・エナジー バールス・ドラグーン 超神龍ドラゴンズ・ドリーム 150 豪力兵バーグス 太陽の聖霊王ヘリオス・アルカディオン 魔龍オルデミス フレア・オブ・ソル 超神龍ニルヴァーナ 145 透魂機兵スルー・ハンター 聖剣の超人(セイバー・ジャイアント) オーバー・ブレイン 超合金クラッシュ・バイサー サイバー・ショック 140 Dレンジャー・レッド(未作成、または名前を間違っているよ) Dレンジャー・グリーン(未作成、または名前を間違っているよ) Dレンジャー・ブルー(未作成、または名前を間違っているよ) Dレンジャー・ブラック(未作成、または名前を間違っているよ) Dレンジャー・イエロー(未作成、または名前を間違っているよ) 135 Dレンジャー・ファイナル(未作成、または名前を間違っているよ) Dレンジャー・バズーカ(未作成、または名前を間違っているよ) Dレンジャー・セーバー(未作成、または名前を間違っているよ) Dレンジャー・ライトガン(未作成、または名前を間違っているよ) Dレンジャー・サイクロン(未作成、または名前を間違っているよ) 130 ロスト・スキル タイガーアッパーカット タイガーブロウ タイガーディストラクション タイガーショット 125 無頼勇騎サガット キングクリムゾンの宮殿 地獄ローラー 波紋戦士ダイアー 天空要塞ラピュタ 120 天空要塞の主ムスカ 龍神皇キングクリムゾン ホワイト・スネイク C・MOON メイド・イン・ヘブン 115 クリスタル・オアシス JK神兵ボーイ・Ⅱ・マン シアー・ハート・アタック D4C 死皇帝DIO 110 時止めの精霊ザ・ワールド 腐食の緑煙グリーン・ディ アストラル・サバイバー 封殺の精霊エニグマ ピュアダーク・ドラグーン 105 デビルズ・フレイム 超竜ビザタムス 崩壊する未来 ライブラリー・テクノロジー 究極生命体カーズ 100 ブリザード・ブラスター 剛撃海王アブゾルド ビックリ・イリュージョン(未作成、または名前を間違っているよ) スケルマント 恐怖神ジャンピン 95 恐怖神ジャック 恐怖神フラッシュ 疾風神スッパ 迅雷神ラッパ 鎧亜の聖盾ゴルゴダ 90 鎧亜の福音エヴァンジェラ 鎧亜の衝撃ロジスト・アワー データ・リライト 煉獄と報復の瘴気 フュージョン・マジック 85 アルティマ・サーガ 創生の書 永劫神サガ 神龍刀ボルメテウス・レジェンド ファイティング・ソウル 80 クリスタル・セージ 最弱の予言者ラバーズ・クルト ブロンズ・チャージャー オーシャン・エクスプローラ 武者・クルト 75 クルトの大逆転 聖剣炎獣グランドアーク サイキック・ブレイン 電磁闘竜バルバラ 統一の精霊ミカエル 70 悪魔聖霊ルシファー 滅刻の王者デスマッド アクア・ザウルス サイキック・オペレーション 超幻獣バルバロス 65 翔天魔獣ギガバドッテ ギガゲドウ ギガライン 翔天魔獣ギガーガ ギガハイドラ 60 蒼淡の守護者ペイル・コールド 身勝手男 名匠コテツ カラフル・ベジタブル・ハリケーン キャプテン・グリンピーマン 55 パプリカ・イエロー パプリカ・レッド デュエルチェンジ! サーチ・アイ 封印の呪縛 50 雷光の化身 鎮魂歌の矢 エクリプス・キャノン 超速戦士スピルト シングル・チャージャー 45 黄金体験鎮魂歌 TimeMachineΩ インテンス・タービュランス 未来英雄セフィロ・アーク 古代墓地発掘禁止令 40 殺極家ヘルオンプ 最終兵器FINAL・ULTIMATE・BOMB 超竜ラスアルド 烈神兵バーストライオス PEPSI MAN 35 PEPSI MAN NEX 神滅無双竜騎ドルガルザーク 音最神龍ブレイザブル・クロー 廃品回収車 幼竜バジュラ 30 スパイラル・スラッシュ 邪眼皇ナポレオンⅠ世 栄光と勝利の宝剣 魂の輪廻 星喰いテンペスター 25 戦場の女吸血鬼ヴァルキューレ 時空の雷鎚ミョルニル/雷霆の覚醒鎚トル・ミョルニル 殺戮の女吸血鬼ウル 守護精霊ラビッツ 竜星群 20 邪眼皇グレゴリウスⅣ世 生命の魔方陣 アンインストール 機神装甲ヴァルブースト 世界樹降誕 15 龍仙アドランデ プラズマ・フィールド デス・カーニバル ディアボリック・アグリメント アストラル・スーパーハート 10 古の魔方陣 腐敗魂具バリリン 終焉と運命の矢(ジャッジメント・ダーツ) ラッキールーレット クリスタル・ゲイボルグ 5 大自然と生命の神秘 アストラル・ワールド 電磁竜騎サイバーテールドラゴン 奇跡の超聖龍ボルフェウス・エターナル 1 評価 名前 コメント 今日 - 昨日 - 合計 -
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扉を開き、紅魔館の中に入ったディアボロ。だが、すぐに妙なことに気がつく。 「……?」 誰もいない。そんなことは無いはずだとディアボロは思い、同時に嫌な予感をディアボロは感じていた。 静まり返った空間では、足音さえ容易にわかる。ディアボロは足音を立てないように慎重に進む。 時折壁を背に、周囲と真上を見渡すディアボロ。それでも、誰かがこちらに来る気配は無い。 「(おかしい。誰か一人は居てもいいはずだ)」 物陰に隠れ、スタンドを使って周囲を見ても、誰もいない。 それを確認し、移動しようと物陰から姿を出して歩き出したそのとき、周囲が灰色に染まり、ディアボロは動きを止める。 だが、これを想定してザ・ワールドのDISCを装備していたディアボロには何が起きたかすぐわかった。 背後からの不意打ちに備えるため、ザ・ワールドを出すと自分の背後に移動させる。 ディアボロの背後、少し離れたところにその者はいた。部屋を出て移動しようとしたところで、偶然その男を見たのだ。 その者は『人間が迷い込んできた』と思った。普通の外来人には見られない独特の髪をしているがそこは気にしなかった。 主とその妹の食事の材料にするためにあの人間を捕らえようと行動にでる。 『停止した時間の中を動けるのは自分だけ』。それが彼女の中の常識。覆されないはずの常識だった。 まずは獲物の動きを封じようと、一本のナイフを自分に背を向けている男に投げた。 「(……まずいな。ここはおとなしく一本刺されておくか)」 ザ・ワールドを背後に移動させたせいで、ディアボロの背中のナイフがあと少しで刺さるところで止まる瞬間が見えた。 このままいれば、背中にナイフが刺さるのは確実だ。 だが、相手の止めていられる時間はザ・ワールドやスタープラチナよりも遥かに長いことは知っている。 下手に避けようとして動いたところで、動けなくなった後でナイフを急所に投げられることは想像できる。 だから、おとなしく背中にナイフを刺されることにした。 「っ……!」 背中に走る痛みに耐え、後ろを振り向くディアボロ。根元まで刺さっており、ナイフが刺さった箇所からは血が流れ出している。 ナイフを抜くようなことはしない。ナイフが傷口の栓の代わりになっているからだ。 「いい気がしないな、不意打ちは。……人のことは言えないが」 「意外と反応が薄いのね……」 振り向いた先には、ナイフを5本ほど構えているメイド。 「(こいつが十六夜咲夜か……)」「それにしても……その髪、印象に残りそうね」 咲夜はそう言うとナイフを一本投げてくる。だが、それはディアボロに刺さる前に音を立てて落下する。 「悪いが、おとなしく殺される気はまったくないんでな」 ディアボロの右手には奇妙な構造の銃。だが、それは咲夜には見えない物。 『エンペラー』の名を与えられたそのスタンドは、弾丸の軌道を自在に操作できる便利な銃型スタンド。 それが今、ディアボロの右手に握られている。 「もしかしたら、逆にお前が殺されるかもな」 その挑発に乗るかのように、咲夜はナイフを三本投げる。 ディアボロがそれを避けたところで更に一本投げるが、撃ち落とされてディアボロに命中しなかった。 「(血のにおいを嗅ぎつけて吸血鬼姉妹がくるかもしれないな……あるいは、妖精が騒動に気がついて向かってくるかもしれない)」 ディアボロはそう考えてエンペラーのDISCを別のDISCと入れ替え、それと同時に時間が止まる。 「(どう足掻いても、時間を止められる私には敵わないわ)」 そう思って大量のナイフをディアボロに目掛けて投げつける咲夜。 「(突然ナイフが落とされたのには少し驚いたけど……これでチェックメイトね)」 これだけのナイフを避けられるわけがないし、弾き落とせることもできない。そう思って取った行動だった。 時が動き出し、ナイフがディアボロに突き刺さる……はずだった。 ―ナイフがディアボロの目の前で止まっていなければ。 「!?」 咲夜は驚きを隠すことができなかった。普通ならナイフはそのまま進み、目の前の男に刺さるはず。 だがナイフはディアボロの目の前で止まったまま動こうとしない。まるで、彼を刺すのを拒絶するかのように。 その光景にディアボロは不敵な笑みを浮かべる。 ディアボロが先ほど入れたDISCの正体はメタリカ。磁力を操作し、その力で鉄分をも操作するスタンドだ。 本来のこの能力の持ち主は、相手の体内の鉄分を利用して攻撃していた。自分自身もその方法で死に掛けたことがある。 さらに、その能力によって鉄分不足になり、それで酸欠に陥るからなおさら厄介だ。 ディアボロは背中に刺さったままのナイフをこっそり抜き取ると、メタリカをつかって傷口を鉄線で塞ぐ。 「なんで進まないの……!」 進まないナイフに苛立ちを隠せない咲夜。ナイフの時は止めてはいない。なのに何故進まないのか。 「Bene, indovinate perche?」(さあ、何故だろうな?) ディアボロはメタリカの能力を解除する。 それと同時にディアボロの目前で動かなくなったナイフが一斉に落下する。 「これでお前にも一つの予想がついただろう?」 突然ディアボロの体が動かなくなる。咲夜は一本のナイフを手に取ると、それを握ってディアボロに飛びかかってくる。 「(俺の時間を止めたか……それに直接刺してくるなら、メタリカでナイフごと弾き飛ばしても再び接近してくるだけだな)」 何故咲夜のナイフがディアボロの目の前で止まったのか。それはメタリカによって磁力を作り上げ、ナイフを止めていたから。 咲夜のナイフの刃の部分は銀で作られており、銀は磁力に反発する性質がある。 うまく磁力を調整すれば、ナイフを進まなくした上にそのまま空中に止まらせることもできるのだ。 「(なかなか良い発想だが……残念だ)」 咲夜は気づいていない。今の彼は最低でも9秒間『時の止まった世界』を動けることに。 ディアボロは自身の血が付いたナイフをザ・ワールドに投げさせる。 咲夜は驚きながらもそのナイフを避けるも、ウェザーリポートで蹴り飛ばされる。 蹴り飛ばされたのと同時に時間停止が解かれ、直後に咲夜は机に叩きつけられる。 「ぁあっ!……くぅっ……」 何とかふらつきながらも立ち上がるが、蹴りのダメージと机にぶつかったときの衝撃による痛みで力が入らない。 「何がおきたの!?」 机に叩きつけられたときの物凄い音に気づいたのだろう。 慌てて咲夜の所に来たのは、紅魔館に住む吸血鬼姉妹の姉『レミリア・スカーレット』。 「お嬢様!?」 「咲夜!」 咲夜はレミリアが来たことに驚き、レミリアは机に倒れていた咲夜に驚いた。 ふと咲夜が向いている方向と同じ向きを向くと、そこには動揺も焦りもしないディアボロの姿があった。 「……咲夜を攻撃したのは貴方かしら?」 そう言いながらだんだん威圧感を出していくレミリア。だがそれにまったく動じることもなくディアボロはこう言った。 「先に攻撃してきたのは向こうのほうだが……まぁいい。その様子だと、言い訳をしても無駄のようだ」 「その通り。私は貴方の言い訳なんて聞く気は無いわ。咲夜を傷つけたこと、後悔しなさい!」 そう言ってディアボロに飛びかかってくるレミリア。 「……!駄目ですお嬢様!」 咲夜が止めるのも無視してディアボロにパンチをくわらせようとするが…… 「従者の言葉ぐらい聞いたらどうだ」 ザ・ワールドによってあっさりいさなれた上に、ウェザーリポートの風圧を纏ったパンチを背中に受けて地面に叩きつけられる。 「あの従者の強さを一番知っているのはここに住んでいる奴だ」 レミリアは立ち上がり、ディアボロを睨む。 「そいつが苦戦しているんだから『相手は普通の人間じゃない』と考えるべきだろう?」 「……うるさいわね!」 そう言ってディアボロに殴りかかってくるレミリア。 「(話を聞かない奴だ……)」 今度はレミリアのパンチが命中する前にウェザーリポートのアッパーがレミリアに命中する。 それと同時にキングクリムゾンに身体を掴まれてよって再び地面にたたきつけられる。 「くっ……!」 悔しそうにディアボロを睨むレミリア。それを見たディアボロはため息をついてこう言った。 「お前、一応俺より遥かに年上だろう……他の吸血鬼からすればお前は子供かもしれないが」 ムッとしたレミリアは起き上がってディアボロを睨む。 「何回睨んでも同じだ」 「……(こうなったら……)」 明らかに不機嫌になってきているレミリア。 理由は単純。目の前の人間に一回も攻撃できないからだ。 埒があかないと判断したレミリアがとうとう弾幕を撃ち始めた。 それを視認したディアボロは、咄嗟にレミリアから離れて距離を取る。 「(いつも思うが、これを避けるのは面倒だ……)」 そう思いながら慣れた感じで避けるディアボロ。 だが、弾幕の回避に集中していたためか、突然飛び掛ってきたレミリアに対処できずに押し倒される。 そのままレミリアは馬乗りの体勢に入ると、勝利を確信した不敵な笑みを浮かべた。 「吸血鬼に馬乗りにされると……想像できるかしら?」 「血を吸うつもりか?……吸ってみな。それができるなら」 普通、吸血鬼にこれから血を吸うことを予告されると殆どの者が怖がる。 だがディアボロはまるで慣れたかのように動じていない。これから血を吸われるというのに、だ。 「気に食わないわね……覚悟しなさいよ」 レミリアはそう言うとディアボロの首に噛み付く。咲夜はその光景を見て『お嬢様が勝った』と確信した。 「(……ん?何かおかしいわ)」 だが現実は違った。 血管に噛み付いたはずなのに何故か『歯が何かと擦れた感触』がするのだ。 「俺がおとなしく血を吸われる訳が無いだろう?」 その言葉を言った直後、ディアボロはレミリアの肩を掴んで身体を回転させる。 幾ら吸血鬼といえども、その容姿は子供。体重はさほど重くない。 違和感を感じてディアボロの首から口を離していたレミリアは力を入れるまもなく一緒に回転することになった。 結果、今度はディアボロがレミリアを押し倒したような状態になる。 「生きた時間の長さはお前が圧倒的に長いが、積んだ経験の多さは俺のほうが上だ」 レミリアは吸血を止めて、手に力を込めてディアボロを退かそうとするが、ザ・ワールドに邪魔されてなかなかどかすことができない。 「放しなさいよ!」 「有利な立場を自ら放棄するわけが無いだろう」 エピタフでどのあたりに噛み付いてくるか予知していたディアボロは、メタリカを使って噛み付いてくる箇所に鉄分を集めていた。 そしてレミリアが噛みついて彼女の歯が体内に侵入してくると、鉄分を歯にくっつかせ、さらに鉄分で歯をこすらせた。 彼女が感じた違和感の正体はこれだったのだ。 先ほどのディアボロとの戦いでダメージを受けた咲夜は、ディアボロがレミリアに気を取られている隙に時を止めて引くことにした。 自分がレミリアを助けようとしても、ナイフは吸血鬼の特徴故にディアボロにそのナイフを利用され、格闘ではディアボロに勝てないと判断したのだ。 時が止まっている間にメタリカで血液中に鉄分を拡散し、酸素の巡りを戻したディアボロは、レミリアに顔を近づけていく。 ザ・ワールドに両腕を掴まれているこの状態では、顔を動かなくすれば問題ないだろう。 「(咲夜……逃げたわね……)」「さて、ちょっとは落ち着いたか?」 ディアボロに顔を近づけられたレミリアはそういうことに慣れていないのか、ちょっと顔が赤くなるが、すぐに抵抗を再開する。 「強がってるか……あるいは見栄を張っているだけか?」 「……ぅっ」 図星だ。言い当てられて、レミリアの抵抗が止まる。 「当たりか」 「う……うるさいわね!」 ディアボロはレミリアの口をキングクリムゾンで塞ぐと、レミリアの額にデコピンをした。 軽い痛みを感じたレミリアはディアボロを睨む。 「お前は仮にもここの主だろう。もうちょっとそれを自覚したらどうだ」 そう言うとディアボロは自らレミリアから離れた。 「(もうここまでにしておいたほうがいいな。これ以上やると厄介ごとが……)」 その言葉の直後に飛んできた一つの弾を、ディアボロは容易くかわす。 「……増えたか」 弾が飛んできた方向を見ると、そこには一人の少女。 金髪で、目はレミリアと同様に赤い。身長もレミリアとさほど変わらない。 その体から生える翼には宝石のようなものがついており、構造上飛べるようには思えない。 「(『フランドール・スカーレット』……やれやれ、こいつに対してはあまり手加減をするわけにはいかないな)」 「お姉さま……何でたった一人の人間相手に苦戦しているの?」 「……ッ!」 フランドールの質問に、レミリアは苦い顔をする。 それを見たディアボロは軽いため息をつき、フランドールに声をかける。 「先に聞いておこう。『手加減はあまり要らないな?』」 その言葉を聞いて、不敵な笑みを浮かべるフランドール。 「『手加減はあまり要らない?』……私に勝てると思って言っているのかしら?」 「……勝てないとわかっていてこの言葉を言う奴はただの馬鹿だ」 フランドールの挑発をどうでもいいといわんばかりにあしらうディアボロ。 「そう。じゃあ貴方はただの」 フランドールの言葉を邪魔するかのように、屋敷の庭に一発雷が落ちる。 「無駄話をする気はない。……会話はできても話が成り立たなさそうだからな」 ディアボロはそう言うとザ・ワールドのDISCを出してケースに入れ、別のDISCを取り出して装備する。 「かかってきな。無力でないことはすぐに証明できる」 「……生意気って言葉がお似合いね」 その言葉と共にフランドールは巨大なエネルギーの剣を作り上げる。 スペルカードでいうところの、禁忌『レヴァーテイン』だが、弾幕ごっこの時とは違って、この剣を武器として使うために構えを取る。 「これで斬り捨ててあげるわ」 「おもしろい。……やってみな」 ディアボロもそれに対抗するかのようにキングクリムゾンを出すと、その右手に力を込める。 スタンドが見えないものから見れば、ディアボロが手刀の構えを取っているようにしか見えない。 「(……まさか手刀で対抗する気?馬鹿ね)」 そう思ったフランドールは、ディアボロを斬ろうと飛んで接近する。 一方のディアボロはその攻撃を迎え撃つためにその場で身構えた。
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テストコメント -- (Mary) 2012-01-26 17 05 48 テストコメント2 -- (MaryJBlige) 2012-01-26 17 06 04 だれもしつもしねーよjk -- (MaryJBlige) 2012-02-18 01 49 08 すねるぞ -- (MaryJBlige) 2012-02-18 01 49 13 ここは俺が占拠した -- (MaryJBlige) 2012-02-22 04 48 00 環境音ってどうしたら止まるの?キングクリムゾン以外の方法教えて -- (ざっふぃー) 2012-02-22 22 20 04 なにをいってるかわからないぜ☆ -- (MaryJBlige) 2012-02-24 06 03 23 君の家庭的にそれは不可能だと思われる -- (Driveler) 2012-02-25 19 59 48 MAPの場所の略称の項目にAirPlaneが二つあるよー修正求む -- (Driveler) 2012-02-26 13 08 15 なおしたー -- (MaryJBlige) 2012-02-26 16 44 43 先週インフルで臥せってた。 -- (芋っぽい何か) 2012-02-27 18 26 40 仕事が溜まりに溜まっててとてもじゃないがしばらくインできそうもない。 -- (芋っぽい何か) 2012-02-27 18 27 11 とかいいながら気分転換にインしちゃうかもしれない長老がここに。 -- (芋っぽい何か) 2012-02-27 18 27 45 スカイプ入れてみた(ぁ -- (芋っぽい長老) 2012-02-27 18 46 23 性欲がたまらない代わりに仕事がたまるようになるのが年齢 -- (MaryJBlige) 2012-02-27 21 39 35
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111番 柳川祐也 初代ハカロワに比べると随分出世した人。一応刑事。 「やらないか」を信条に色々な人と「アッー!」しようと企む不純な人物で、D-5では実際にやっちゃっている。そもそも原作からして(以下略)なので何ら問題ない。想定の範囲内です。 だがB-4では主戦場であるハッテン場のトイレが呪いにかかっておりいつものようにハッテンしようとしたところテーレッテー+キングクリムゾンで死亡した。恐らく本人以外の誰かには死兆星が見えていたに違いない。 それ以外のルートではきれいな対主催だったり一般人に騙されてマーダーキラーっぽくなったり、まあ普通。 ・支給品 全ルート共通:ハンガー(針金製) ・現在の持ち物 B-4 :死亡の為、持ち物無し B-10:死亡の為、持ち物無し B-18:死亡の為、持ち物無し D-5 :なし(生還) ・登場話数 B-4:020 076 114 118 142 154 199 237 246 261 280 419 735 B-10:020 076 114 118 142 154 199 237 246 263 265 308 344 417 487 893 930 975-1 975-2 1021 1033 1044-1 1044-2 1044-3 B-18:020 076 114 118 142 154 199 237 246 263 265 308 344 417 487 510 528 567 598 608 619 629 634 648 697 698 718 737 742 748 751 785 812 819-1 819-2 834 838 844 851 857 859 870 872 876 877 884 886 888 D-5:020 076 348 478 482 514 522 761 762 781 897 920 933 937 938 999 1066
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エピタフWiki そのうちゲームでも作ろうと思っている設定のまとめWiki エピタフとはなんぞや エピタフ(英、独:Epitaph、仏:Épitaphe)とは墓碑銘を意味する語である。語源はギリシャ語で「墓の上に」を意味するエピタピオス(ἐπιτάφιος)から。 死者の生前の功績をたたえて墓石に刻まれ、古来より詩の形式をとっている。 優れた詩人は生前に自分のエピタフを詠んでいることもある。 ジョジョ7部の遺体てきな使い方をするぞ 冠名を持った剣とか、言霊の力のある剣とかそういう系にすればええんちゃうか?
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ディアボロとフランドール対魔理沙。 魔理沙の弾幕ごっこの実力は相当なもので、過去にフランドールと戦ったこともある。 だが今回はそこにもう一人、ディアボロがフランドールの味方についている。 それがこの勝負に如何なる影響を与えるのか。それは魔理沙もフランドールもわからない。 「先手必勝だ!」 開始早々、魔理沙がマスタースパークを撃ってくる。 ……が、うまくいくわけがなく、ディアボロのボーイ・II・マンが取り込んだエニグマの能力で紙にされてしまった。 魔理沙は『初めて目の当たりにした』紙になる現象に驚く。 「な!?マスタースパークが紙に!?」 オーレリーズソーラーシステムのレーザーを紙にしたとき、ディアボロはキングクリムゾンの能力を利用してレーザーと自分以外の時間を消し飛ばしていた。 その能力を解くまでの間にレーザーを全て一斉に紙にして、その直後にキングクリムゾンの能力を解いたために、魔理沙には『唐突にレーザーが消えて紙が舞っていた』ように見えていたのだ。 だからあの時、魔理沙はレーザーが消えて紙が舞っていたことに自分の目を疑ったが、その紙の正体に気づくことができなかった。 「なるほど……そういうことか……」 魔理沙は納得し、理解した。『紙がレーザーに変化した』のではなく『レーザーが彼によって紙になっていて、それが解かれただけ』なのだと。 「その魔法、私に教えてくれるか?」 「お前じゃ絶対無理だ」 ディアボロは魔理沙のお願い事を拒否した。 魔理沙は文句を言うが、この現象は魔法ではなくスタンド能力で発生させたので彼女が使うのは不可能に近い。 魔理沙が文句を言っている隙を突いてフランドールが弾幕で攻撃するが、魔理沙はそれに気づき、見事な空中飛行で回避する。 「おっと、不意打ちは効かないぜ?」 魔理沙がそう言った直後に、ディアボロは背後に回り込み、紙を彼女の背中に突きつける。 それに気づいて魔理沙が振り向いた直後には、マスタースパークが彼女に命中しそうになる。 が、ギリギリのところでマスタースパークを回避する。 「危なかった……」 冷や汗が出てきたのを感じ、魔理沙はその汗をぬぐうが、直後にフランドールが弾幕を撃ってくる。 ディアボロはその場から離脱し、魔理沙はその弾幕を回避する。 反撃に魔理沙は弾幕を撃つが、それさえもエニグマの能力で紙にされてしまう。 「(これは想像よりずっと厄介だぜ……)」 ディアボロはフランドールの攻撃の隙を素早く見抜いてサポートし、フランドールは自らの実力を存分に発揮できる。 「(あの男は弾幕を紙にして無力化し、さらにその状態を解除して反撃できる……)」 へたに強力な弾幕を撃てばそれを紙にされ、それを利用して反撃される。 あの紙に変化する現象を無視できる、魔理沙が使えるスペルカードは少ない。 そのうちの一つを使うことを決め、一度フランドールとディアボロから距離をとる。 「……?」「……」 フランドールは何故必要以上に下がるのか疑問を懐き、ディアボロはいやな予感を感じていた。 「これでどうだぁ!」 そのスペルカードの宣言の直後、まるで彗星のような勢いで魔理沙が突進してくる。 が、それを迎撃する理由は無い。フランドールもディアボロもそれを回避する。 ……・迎撃する理由はないが、反撃する理由はある。 ディアボロの情報アドバンテージはなくなってしまうが、しょうがない。 「(な……!?身体が動かない……!?)」 回避のついでにディアボロがDISCを変えるのを魔理沙は見逃していた。 ディアボロがケースに入れたのはキングクリムゾンのDISC。そして新たに装備したのはクラフトワークのDISC。 ディアボロはクラフトワークの能力で魔理沙を空間に固定したのだ。 しかもよりによってこのスタンドは以前より成長しており、さながらメデューサの魔眼の如く、ディアボロの視界に入っている状態に限って、対象に触れることなく能力を使えるように成長していたのだ。 「『動くことが一切できない』……それ弾幕ごっこにおいて致命的なことだ」 「(こいつ……!)」 悔しがる魔理沙とそれを冷淡に見つめるディアボロ。そしてその隙をついてスペルカードを発動するフランドール。 その宣言によってフランドールが彼女の意思によって四人に分身する。 「ありがとう」 「おかげで」 「かわされることなんて気にせずに」 「弾幕を遠慮なく撃てるわ」 四人に分身したフランドールがそれぞれディアボロに礼を言う。 「たまにはきつすぎる『おしおき』が必要だな?霧雨魔理沙。フランドールがおしおきしてくれるそうだ」 「(こ……こんなことって……!)」 魔理沙は怯えるが、クラフトワークのせいでミニ八卦炉は一緒に固定され、動くことすらままならない。 「さあ、覚悟はできたかしら?」 「パチュリーから聞いたけど、何度も図書館の本を盗んで行ってるそうね?」 「そんな悪い子には」 「お・し・お・き・よ」 そう言ってウィンクをする四人のフランドールのうちの一体。どれが本物なのか、魔理沙にもディアボロにもわからない。 「自業自得……そして、『チェックメイト』だ」 そう言って魔理沙から背を向けるディアボロ。その直後、四人のフランドールが一斉に弾幕を撃ち始める。 魔理沙はクラフトワークのせいで回避不能。さらに数でも破壊力でも不利。 もうどうしようもない。ディアボロの言う通り、まさに『チェックメイト』だ。 弾幕が命中する音が切れ目なく響いてくる。魔理沙は今動かない的。外さないほうがおかしい。 言葉を発することもできず、避けることもできず、反撃もできない。 その状態で、魔理沙はどんなことを考えながら痛みに耐えているのだろうか。 やがて弾幕が命中する音が止み、それに気づいて振り返るディアボロ。 「……気の済むまでやった結果がこれか?」 ボロボロな上に気絶している魔理沙と分身が消えていたフランドール。 それが振り返ったディアボロの見た光景だった。 フランドール曰く、「壊れないように気をつけた」そうだが、ディアボロから言わせれば『壊れる数歩手前の状態』だ。 これ以上やると身体がもたない。仮に身体が耐え切れても、精神のどこかが壊れてしまいかねない。 「ねえ、どうする?」 魔理沙を指差してディアボロに尋ねるフランドール。 「……レミリアやパチュリーと話し合って決めるか」 少し考え、フランドールにそう話すディアボロ。 クラフトワークの能力を解除すると、魔理沙が力なく地面目掛けて落ち始める。 フランドールがそれを受け止めるのを確認したディアボロはケースにクラフトワークとボーイ・II・マンのDISCを入れる。 そしてキングクリムゾンのDISCとヘブンズ・ドアーのDISCを装備する。 「……というわけだがパチュリー、お前としてはこいつをどうしたい?」 気を失ってピクリとも動かない魔理沙を見て、パチュリーは考える。 「本を返してもらいたいけど、彼女の性格を考えると無理ね」 『難しい』ではなく『無理』と言うあたり、魔理沙は持って行った物を返す気はない、というのをパチュリーは理解しているのだろう。 「私としてはもう少し酷い目にあわせたほうがいいと思うわ」 不敵な笑みを浮かべながらそう言うレミリア。 「……でもいい考えが浮かばないのよね」 そう言って考えだすレミリア。 「以前の私みたいに閉じ込めちゃったら?」 フランドールが言った何気ない一言。そこの言葉にディアボロ、レミリア、パチュリーが反応する。 「それだわ!」 最初に賛成したのはレミリア。 「それもありだな。数日でも幽閉されると精神的にダメージは受けるだろう」 ディアボロも納得する。 「そうね。魔理沙にはそれで反省してもらうわ」 パチュリーも理解を示す。 こうして吸血鬼と魔女と人間の、魔理沙に対してのお仕置きの方法の話し合いはさほど時間がかからず終了した。 魔理沙が意識を取り戻し、立ち上がる。 「私は……確か……」 自分が気絶する前に自分の身に何が起こったか思い出す魔理沙。 ……いや、思い出せることは思い出せるのだが、一部欠けてしまっている。 自分がフランドールとその分身体から弾幕の一斉射撃を受ける直前、自分は突然動けなくなった。 だが、何故動けなくなったのかが思い出せない。いや、何かされたのは覚えているが、『誰にそうされたのか』が思い出せないのだ。 「(……なんだ?何故思い出せない部分が……)」 魔理沙は考え、結論を導き出す。 「(私は……誰かに記憶の一部を消されたのか?)」 魔理沙は誰が自分の記憶の一部を消したのかを考えるが、紅魔館の住人の中で記憶の消去ができる人物に心当たりはない。 だとすると別の何者かが消したということになるのだが……・。 とりあえず魔理沙は部屋の扉に近づき、力の限り叫んだ。 「私をここから出せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 ……その言葉を聞ている者は誰もいないのは、彼女の知らないことである。 「(魔理沙の記憶の一部は消しておいた。俺のことに関しては何も思い出せないだろう)」 そう思いながら紅魔館の出口に向かって歩くディアボロ。フランドールはその後についていっている。 魔理沙が記憶の一部を思い出せない理由。それはディアボロがヘブンズ・ドアーで魔理沙の記憶に手を加えたからだ。 自分の存在を彼女の記憶から消しておくことで、自分の能力、戦い方などの情報面での差をつけることができる。 昔もそうだ。己の情報を隠しとおすことで、あらゆる情報面でこちらが有利になっていた。 「さて、俺は帰るとするか……」 考え事を止め、そう言って紅魔館をでようとするディアボロ。 「ねぇ、また遊びに来てくれる?」 フランドールはディアボロに尋ねる。その表情は楽しそうで、また紅魔館を訪れるのを期待しているようだ。 「気が向いたら、な」 ディアボロは振り返り、笑顔で返事を返す。彼もどことなく嬉しそうだ。 「……・・」 レミリアは無言だ。何か言いたそうにしているが、それを抑えこんでいるように見える。 咲夜はそんなレミリアを見て少し心配そうにしているが 「……いつかまた来なさいよ」 レミリアが俯きながらそう言ったことで咲夜は少し安心した。 「また妹様の相手をしてあげてくださいね」 「今度はマシだといいがな」 咲夜の言葉に対して少し困ったような返事を返し、紅魔館の扉を開くディアボロ。空は入ってきたときと違って青空が広がっていた。 「……じゃあな」 ディアボロはそう言って紅魔館を出た。フランドールは追いかけてようとするが、咲夜が止める。 吸血鬼は日にあたると危険だ。命に関わることなので絶対に止めないといけないのだ。 紅魔館をでて、後は門を通るだけ。特にこの庭の中では何の問題も起きないだろう。 「あれ?お帰りになるんですか?」 「ああ」 今度は起きていた美鈴。ディアボロが近づいてきたのに気がついて、彼に話しかける。 「お前、起きていたのか」 「さっきまで気を失っていましたけどね」 恐らく魔理沙にやられて気絶していたのだろうか、美鈴は苦笑いしながらそう話す。 「(……こいつ門番として大丈夫なのか?)」 ディアボロはそう思ったが、決してそれを口には出さない。口に出そうものなら彼女の愚痴が始まりそうだからだ。 門を開けて紅魔館を去るディアボロを笑顔で見送る美鈴。 「また来てくれます?レミリア様もフランドール様も貴方と話しているとどこか嬉しそうでしたし」 「その気になればな。……あいつらは嫌いじゃない」 そう言ってディアボロは門を閉め、人里に向かって歩き出した。 風がディアボロの髪をなびかせた。今吹いた風は、紅魔館内で吹いた風より少し冷たく感じた。 今の季節は秋。そのうち、幻想郷の秋を司る神の姉妹に会いに行ってみようか。 そう思いながら道を歩くディアボロ。 ―とそのとき、チルノがディアボロに立ちふさがった。ちょうど、霧の湖に辿りついたときだった。 どうやらリベンジを挑みに来たらしい。 「またお前か……」 「今度は逃げない!あんたを倒してあたいが最強だということを教えてやる!」 チルノはディアボロを指差し、力強く宣言する。 現在ディアボロが装備しているディスクはキングクリムゾン、ホルス神、ヘブンズ・ドアー、ジャンピン・ジャック・フラッシュ。 ヘブンズ・ドアーはこの勝負に必要ない。ならばチルノに対して最も有効なスタンドを装備する。 そう思ったディアボロはヘブンズ・ドアーのDISCを額から取り出し、ケースにしまう。 チルノはそれを見てびっくりしたが、ディアボロがマジシャンズ・レッドのDISCを装備したときにはもっとびっくりした。 「な……なにかよく分からない物が……あいつの身体を出たり入ったり……」 チルノは呆然としていたが、ディアボロの視線を感じてハッとする。 「よく分からないけど倒してやる!」 「おもしろい、やってみろ」 チルノは自分の周囲に氷を作り、ディアボロはマジシャンズ・レッドで炎を発生させる。 チルノの冷気の影響で周囲はさらに寒くなったが、マジシャンズ・レッドの炎が近くにあるため、ディアボロはあまり寒さを感じない。 ―数秒の睨みあいの後、チルノが氷を飛ばしてきた。 それが引き金となり、ディアボロとチルノの闘いが始まった。